19歳で結婚出産離婚を経験、現在シングルマザー10年目。
低学歴な私だけど、仕事も家事も育児も頑張りたくてさまざまな資格を取得し始め、慌ただしくも充実した毎日を過ごしています。
無期雇用の契約社員として働き、シングルマザーの中でも少し余裕のある生活ができるくらいの収入を得ているのかな、と思っています。
しかし時給制のため、月によってお給料も変わりますし、私が働けなくなったら生活はできないので、毎日気を張って1日1日を過ごしています。
また、昔から興味のあったネイリストの資格を取得して、本業とは別に休日を利用して副業もしています。
ちなみに、元夫からの養育費はありません。
シングルマザーになるにあたって、子供には我慢をさせたくないと思いますよね。
お腹いっぱい食べさせること、学校の持ち物も揃えてあげること、習い事もやりたいことをさせてあげること。
実家を出て、息子と2人で生活を始めたのは息子が3歳のときです。
そのときの私の収入は手取り15万円しかなかったため、家賃4万9,000円の築50年を超えた木造アパートに住んでいました。
当時から、息子が小学校に入学する前には引っ越しをする、という目標を立てていました。
それから3年が経ち、収入が手取り20万円ほどになったタイミングで6万3,000円の賃貸アパートに引っ越しました。
部屋を借りるとき、家賃は収入の1/3が目安とされていますが、シングルマザーの場合は子供にたくさんのお金がいつどこでかかるか分からないので、私は1/3以下を基準として考えています。
また、賃貸物件を探す際も複数のサイトを見比べるようにしました。不動産会社によっては1ヵ月フリーレントだったり、仲介手数料が安かったりするので、少しでも初期費用を減らすよう心がけました。
成長期の子供たちは、小学生にもなると大人1人前はぺろっと食べてしまいますよね。
スポーツもしていて、外で体を動かすことが大好きな息子は1日3食だけでは足りず、毎日補食を用意しています。
なるべく食費をかけずに、お腹いっぱいになるようにさまざまな工夫しています。
①少し遠くの激安スーパーでお肉や冷凍野菜をまとめ買いする
②補食のパンやおにぎりを手作りする
③ふるさと納税で量が多いお米やお肉の返礼品を受け取る
最近では息子もパン作りにハマっていて、自分でパンをこねて焼いて補食を準備するようになったので、いい食育にもなっていると思います。
ただ、毎日働くシングルマザーは、家でやることがたくさんあってキッチンに立つのが億劫に感じる日もありますよね。
そんな日は無理をせずにお惣菜やレトルト食品に頼ることもあります。
独身時代、結婚生活時代、私は保険に入っていませんでした。
その後、離婚手続きや身の回りのことが落ち着いて、「私に何かあったときに、息子に残してあげられる生活費や学費」を考えるようになりました。
保険のことを何も知らなかった私は、たくさんの時間をかけて保険の説明を聞きに行きました。
そこで自分が必要とする保険のイメージを担当の方に説明し、私に合った保険に加入することができました。
①私に万が一のことがあったときに、子供の学費や生活を保障してくれる「収入保障」
②私が病気になって働けなくなったときに、保障してくれる「7大疾病保障」
③病気やケガの入院や通院での医療費を保障してくれる「医療保障」
④現在、なんとなく銀行口座に貯めているお金を増やし、息子の進学時の足しになる「年金」
その日その日が大事かもしれないけど、私自身が働けなくなったり、いなくなってしまった後のことを考えるのもとっても大事なことですよね。
成長期な子供を育てていると、たくさんのお金がかかりますよね。
それは今だけではなく、今後もずっと。
少しでもお金を貯蓄できるように黒字生活を送るために、私が心がけていることは「働いたお金だけで生活すること」と「家計簿をつけて定期的に生活費を見直すこと」です。
シングルマザーは、児童手当の他に児童扶養手当なども支給されますが、私は完全に仕事で得たお給料だけを生活に使えるお金として考えて、手当は全額貯金するようにしています。
児童扶養手当は子供を育てるための手当と考え、急な出費に備えて私の銀行口座に貯金し、児童手当は息子の銀行口座に貯金しています。
マイナスにならなければいい、という生活を送っていましたが、毎月の支出を把握するために家計簿もつけ始めました。
家計簿をつける前までは、おおよその生活費しか把握しておらず、自分のために毎月いくら使っているのかも分からなかったので、「やりくり」ということができていませんでした。
しかし、家計簿をつけはじめて、「今月は自分のためにこんだけ使ったんだ。それなら、来月は少し控えよう」「ここのスーパーに行くようになったら、食費が安くなったかも」「携帯代は契約プランを変えれば、もう少し抑えられるかもしれない」と、気づくことが増えました。
年間支出の住民税額もしっかり把握することで節税にもチャレンジでき、こうした日々の”気づき”を繰り返していくうちに、毎月黒字生活が安定していきました。
無理はストレスの原因にもなるので、決して無理はせず、自分の生活にあったスタイルを築いていくようにしています。