美容や健康に関することが大好きな20代シングルマザー。シングルマザー歴は5年。目標であるマイホーム購入・シングルマザー支援のための企業設立へ向け、フルタイムの仕事と副業を両立させることに励んでいる。たくましいだけではなく自立したシングルマザーになるために日々奮闘中!
専業主婦が抱える最大の問題は、「経済的自立をしていない」ということでしょう。
経済的不安がつきまとう限り、簡単に離婚を決意するのは難しいのではないかと思います。「離婚後、経済的な理由で子供に苦労をかけたくない」と考えている方もいるのではないでしょうか。
しかし、夫からDVを受けているなど、健全な生活を送ることが難しいのであれば、離婚をした方が幸せになれる場合もあります。
子供とあなたにとって幸せな人生とはなんなのかを考えてみましょう。
この記事では、シングルマザーとして生きていくことを視野に入れている専業主婦の方へ知っておいてほしい情報について紹介します。
シングルマザーになることは大変だと、ある程度は想像はできているかと思います。しかし、実際にシングルマザーになってみると想像以上に厳しい現実が待ち受けており、精神的に強くならなくてはいけない場面に遭遇することが多々あります。
そこで、私の経験をもとに、離婚前に知っていてほしいシングルマザーとして必要な覚悟と、それに対する備えについてまとめてみました。
「こんなはずじゃなかった…」と離婚を後悔することがないよう、参考にしてみてください。
シングルマザーとしての道を選択しようか迷っている方は、恐らく現在、辛い結婚生活を送っていたり、何かしらの事情を抱え「離婚したほうが幸せになれるのではないか」と考えているのではないでしょうか。
私も離婚したほうがラクだと思い、シングルマザーの道を選んだのですが、ときには、シングルマザーには厳しい現実が待ち受けていることもあります。
次のようなことは起こりうる覚悟が必要です。
やはり経済力については、多くのシングルマザーが抱えやすい悩みです。
仕事と育児の両立をしなくてはいけないシングルマザーにとって、働く時間を確保することは難しく、収入を増やしたくてもそう簡単には増やせません。
そのため、副業をするなど、仕事を掛け持ちしているシングルマザーは多いようです。
昨今、子育て支援に力を入れている企業も増えつつはありますが、シングルマザーとわかると、「1人で子育てをしているシングルマザーを雇用すると、子供の体調不良等で仕事を休む回数が多くなるのではないか」と懸念する企業も少なくはありません。
また、休日の日数・勤務時間など、自分の中での条件をクリアしている企業を探すことに苦労する場合もあります。
就職先がすぐ決まらないという問題に直面することがあるというのも、シングルマザーになる前に覚悟しておいたほうがいいでしょう。
しかし、シングルマザーの就職をサポートしてくる機関もあります。後ほど詳しく紹介しますが、そのような支援サービス・機関を上手に活用すれば、希望する仕事へ就ける可能性も高くなるでしょう。
仕事と育児の両立は想像以上に難しいです。
とくに、子供がまだ幼い場合は、突発的な体調不良で休むことも増えるため、シングルマザーへの理解がある企業で働かないと肩身の狭い思いをすることになるでしょう。
また、仕事のストレスと育児のストレスの両方で感情が爆発しないように、うまく気持ちを切り替えなくてはいけません。
幸せな生活を送るためにも、精神的にタフになることが求められます。
シングルマザーとしての生活がなんとなく想像できたでしょうか。
確かに、シングルマザーには大変なこともたくさんありますが、自分の努力次第で、あなたも子供もいまの生活以上に幸せになれます。
そのためにも、離婚前にできることから始めておきましょう。
離婚前に専業主婦のプレシングルマザーが備えておくべきことについて紹介します。
何もかも1人で抱え、誰にも頼らず生活しようとすると、精神的にも体力的にも辛くなってしまいます。また、シングルマザーとして生活していく上で大きな不安を抱えてしまうことにもなりかねません。
日本には、シングルマザーをサポートしてくれる支援サービスがたくさん存在します。
いざとなったら頼れるよう、シングルマザーをサポートしてくれる支援サービスを把握しておきましょう。
前項で、シングルマザーには経済的不安がつきまといがちだと伝えいました。
その不安を解消するためにも、離婚前におおよその生活費をシュミレーションしておきましょう。
そうすることで、どのくらいの収入があれば生活できるのか目安ができるため、仕事を探す際の参考材料にすることができます。
また、離婚後も計画性を持って生活を送ることができるでしょう。
専業主婦の方が離婚を決意する際に、もっとも不安になっているのは経済力についてかと思います。
「果たして仕事は見つかるのだろうか」「自分1人で子供を養えるのだろうか」など、大きな不安を抱えていることでしょう。
離婚を考えているのであれば、離婚する前に仕事を探しておきましょう。
専業主婦のまま離婚して、それから仕事を探すとなると、不安だけではなく、焦りも出てしまいます。
また、就活には最低3ヵ月、一般的には半年はかかると言われています。早めに行動することをおすすめします。
シングルマザーにとって心強い味方である支援サービス・助成金についてまとめてみました。
離婚後は、自立した生活を送るためにも、これらの制度を活用していきましょう。
専業主婦からシングルマザーになると、心配事や不安がつきまとうかと思います。そのようなときに、1人で抱え込むと、心身ともに健康な生活を送ることが困難になりますので、支援サービスを積極的に活用していきましょう。頼れる支援サービスについて紹介します。
「これから先、どうやって生活していけばいいのかな」と不安になった際には、各自治体の福祉事務所に配属されている「母子・父子自立支援員」を頼ってみましょう。
母子自立支援員は、お金のこと・住居のことなど生活全般の悩み相談に乗ってくれるだけではなく、「母子福祉資金貸付金」「ひとり親家庭高等職業訓練促進給付金」などのお金の相談にも乗ってくれます。
必要に応じて、関係機関との連絡調整もしてくれます。
夫からのDV、離婚を要求されたなど、専業主婦のまま突然離婚が決まる場合もあるかと思います。
経済力がないままの離婚となると、相当大きな不安を抱えてしまうでしょう。
また、身内に頼れないとなると、途方に暮れてしまいますよね。
そのような場合は、18歳未満の子供を育てる母子家庭を対象としている「母子生活支援施設」の利用を検討してみましょう。
相談だけでなく、住居の提供などもしてくれます。
水道光熱費は実費負担、住居代は世帯収入により発生するようになっています。
「就職先が決まらず不安」という悩みを抱えた時には、各自治体の福祉事務所に配属されている「自立支援プログラム策定員」を頼りましょう。
母子自立支援プログラム策定等事業に基づき配属されている自立支援プログラム策定員は、ハローワークと連携し、シングルマザーの就業支援を実施するなど、シングルマザーが自立するためのサポートをしてくれます。
対象者は児童扶養手当を受給しているシングルマザーのみとなっています。
シングルマザーの経済的不安を解消するべく、次のような助成金制度が設けられています。
児童扶養手当は、全国一律の助成金制度であるのに対し、児童育成手当は、自治体ごとに異なります。お住まいの自治体が児童育成手当を実施しているかを事前に確認しておいたほうがいいでしょう。
また、児童扶養手当・児童育成手当ともに、世帯の収入により支給額が決定されます。実家に住んだ場合は、家族の収入も合算され、支給額が決定することを念頭に置いておきましょう。
ひとり親家族等医療費助成制度は、自治体が健康保険等が適用となる医療費の一部負担をしてくれる制度です。薬代については全額負担してくれます。
児童扶養手当・児童育成手当同様、所得制限が設けられており、収入がある母子家庭は対象となりません。
医療費については、子供は18歳に達する前日もしくは高校卒業するまで、18歳以降は入院のみを対象としていますが、親に関しては、監護している子供が20歳になるまでが対象となります。
専業主婦からシングルマザーになるというのは、大きな不安がつきまとうかと思います。離婚後に楽しいシングルマザー生活を送るためにも、できることから始めるということが大切です。
仕事を探すなど少しずつ準備を始めていきましょう。
また離婚後は、1人での子育て、久しぶりの仕事など、生活環境が一変することで精神的に辛くなることもあるかと思います。
しかし、1人で頑張りすぎると、悩みは膨らむ一方で、いい方向には向きません。人に頼り、助けてもらいながら自立していくシングルマザーがほとんどです。
各支援サービスを活用するなどして、自立した生活を送れるよう一歩ずつ頑張ってみましょう。