出産後から家庭内別居し、保育園と実家に頼りながら美容師を続け子供が1歳半の時にやっと離婚できました。
周りの人の力を借りながら子育てをし、美容師の仕事を楽しむ今が人生で1番ハッピーです!
シングルマザーが働きやすい仕事のひとつにサービス業や接客業を挙げられる方も多くいらっしゃるかと思います。
実際に多くのシングルマザーが、看護や介護の専門サービス業や販売やレジ打ちの接客業に就いています。
ですが本当にシングルマザーにとって働きやすい仕事なのでしょうか。
まずは、シングルマザーがサービス業や接客業に就いていることで悩みがちなポイントをみていきましょう。
お客さん相手の仕事は、毎日同じことの繰り返しではなく、日々違うことを求められるので体力的にも精神的にも疲れやすくなります。
臨機応変な対応ができるようになるのでメリットもあるのですが、子供との時間を楽しく過ごすために体力を温存しながら働くのは少し難しいですよね。
仕事が終わってからもやる事が多いシングルマザーは、仕事だけで1日を終わらせることができないので、早く仕事に慣れる必要があります。
私が働いている美容室では、基本給とは別に売り上げに応じて歩合給をもらうことができます。
ですが、子供の体調が悪くて休んでしまったり、売り上げを伸ばすことができなくなったりすると安定した給料を確保することが難しくなります。
正社員でもパートでも、サービス業や接客業ではシフト制を導入しているところが多いので、職場の状況が変わると出勤日や仕事量が減り給料も減ってしまうこともあります。
サービス業や接客業は、土日や祝日に仕事が忙しくなることが多いので休みが取りにくくなります。
子供の行事や習い事は、土日に行われることがあるので、予定に合わせて休みをとることが難しい仕事では少し子供に寂しい思いをさせてしまうかもしれません。
さきほどは悩みやデメリットを紹介しましたが、シングルマザーの多くの人がサービス業や接客業に就いているのはメリットもたくさんあるからです。
1人で子育てしていると、後ろめたさや寂しさを感じてしまうこともありますが、あなたと似たような境遇のシングルマザーがいることも忘れずにいてくださいね。
シングルマザーの多くがサービス業や接客業の仕事に就いているので、職場にシングルマザーの先輩がいるかもしれません。
お客さんと接する仕事であれば、シングルマザーの先輩に出会うこともあるかもしれません。
中には、心無い言葉を浴びせられることもあるかもしれませんが、参考になる意見や悩みを打ち明けられる人に出会える可能性が高いのがサービス業や接客業のメリットでもありますよね。
美容室で働いている私の場合、子供に働いている姿を見せることができ、仕事内容を理解してくれているので、保育園や実家に預けるときは「チョキチョキ頑張ってね」と笑顔で送り出してくれます。
子供に憧れを抱いて欲しい、なんて気持ちはないのですが、周りのお友達に「ママは、美容師さんなの!」と話している笑顔を見ると、仕事している姿を見せられて良かったなと思います。
土日に仕事をすることが多いサービス業や接客業の仕事をしているシングルマザーは、保育園や学校、学童や習い事、実家などたくさんの人の手を借りて仕事をしながら子育てしています。
子供にとって、たくさんの大人や友達と関わり合うことはとても大切なことだと感じます。
人間関係を学び、ママ以外のひとから褒められたり注意されることだって子供の成長において必要なこと。
子供と一緒にいる時間がどうしても短くなってしまうので、罪悪感を感じることがあるかもしれませんが、子供の面倒を見て育ててくれる人がいることは素敵なことです。
育児も仕事も家事も1人でこなすのは本当に大変なことなので、シングルマザーには悩みや不安が常に付きまといますよね。
ですが、悩むということはもう十分頑張っているということ。
明日のことさえ不安な毎日ですが、頑張っている自分を少しだけでも褒めてあげてくださいね。
もうあなたは十分頑張っている、良いママです。
子供の笑顔を糧に、また笑顔で仕事ができるように一緒に頑張りましょう。