未婚で子供を妊娠、結婚前に大病にかかりその際に子供の父親の精神的弱さやDVを受け、結婚せずにひとりで子供を育てる事を決意。子供を育てることができるように安定した仕事を探し、親のアドバイスもあり子供が1歳になって看護学校に入学。現在は看護師ママとして働いていて、子供が7歳のときに1歳年下の男性と知り合って結婚★
私はもともとパートでアパレル店員をしていました。その時の時給は900円。シングルマザーになった時、「この働き方で子育てができるのだろうか」と不安になりました。勤務はシフト制で、早く帰れても夜の19時。拘束時間が長いので家事ができず、家の中が散らかったまま出勤することも多くありました。また子供の参観日に行きたいと思っても、時給制だったので仕事を休むことができませんでした。
シングルマザーの理想の働き方は、仕事と育児が両立できることですよね。ひとり親になったのをきっかけに、働き方を見直す人が多くいます。
シングルマザーの働き方で重要なのは、雇用条件。雇用条件によって、子育てとの両立が楽になります。雇用条件の他に大切なのは、職場の理解が得られるかという点です。働き方を見直す時は、経済的な事と子供の事を考える必要があります。考えることがたくさんになった時は、まず優先順位をつけて頭の中を整理してみましょう。
シングルマザーの理想的な働き方は、「仕事と子育ての両立」ですよね。どちらも大事なことなので、仕事と子育てを天秤にかけることも多いと思います。
働き方を見直す時に、仕事と子育てを両立するためのポイントが3つあります。
シングルマザーが働き方を見直す時に大切なのは、子供の学校行事や休みと勤務を合わすことができるかです。子供はお母さんが大好きなので、学校行事にお母さんが来るとすごく喜びます。普段は仕事で忙しくても、特別な日にはママと一緒にいたいと思うものです。
新しい働き方で重要なのは、子供との時間が確保できることです。子供を育てるためには、怒ることや褒めること、甘えさせてあげることが必要です。そのためにも、子供と一緒に過ごす時間が確保できる働き方を考えましょう。
例えば、子供が学校に行くのを見送ってから仕事に行きたいのなら、始業まで時間に余裕がある勤務がいいでしょう。また、帰宅時間を子供の学童保育時間内にしたいのであれば、定時に帰ることができる仕事に転職する事も選択肢の1つです。
働き方を見直す時は、1日の生活スケジュールをイメージしてみましょう。ひとりで子育てと仕事をするので、シングルマザーは忙しいです。「ひとりで子供を育てる」と意気込んでいると、無茶なスケジュールを組んでしまうことがあります。まずは、実現可能なライフスタイルをイメージしてみましょう。
安定した生活を送るために、仕事を続けることは大切です。例え労働条件がいい仕事があっても、通勤で時間がかかりすぎると出勤するだけで一苦労です。あなたが想定できる範囲で、続ける事ができる労働条件なのか考えてみましょう。
そのためにはまず、通勤圏内を決めるといいでしょう。子供が急な体調不良になった時でも、すぐに迎えに行ける距離が望ましいです。また、シングルマザーに理解のある職場は働きやすいです。子育て世代の女性が多い職場は、子育てと仕事の両立がどれほど大変か共感してくれるでしょう。いざという時に「困ったときはお互い様」のやり取りができると理想的ですね。
シングルマザーは頑張り屋さんが多いので、無理をしてしまいます。働き方を見直すときは、あなたが続けられそうな労働環境を考えるといいでしょう。
私は働き方を見直した時、正社員かパートか悩みました。いろいろな求人情報を見ていると、大切なのは雇用形態ではなく、雇用条件だと気が付きました。
シングルマザーには、一家の大黒柱の父親役と家を守る母親役があります。その2つの役割を両立するために、福利厚生がしっかりしている事、生活できるだけの給料がもらえる事、休みや時間の融通がききやすい事が大切です。
働き方を見直す時は、雇用条件が重要です。最近は、パートであっても有休がもらえたり、社会保険に加入できるところも増えてきました。また、正社員でも在宅ワークができたり、短時間勤務ができる仕事もあります。様々な働き方があるので、雇用条件に注目してみましょう。
シングルマザーの雇用を積極的にしている会社があります。私は働き方を見直し、転職した先の上司に「肝っ玉母ちゃんの底力を期待している」と言われた経験があります。
では、シングルマザーに合う働き方ができる仕事をご紹介したいと思います。
車でお客さんの自宅を訪問し、注文された食材を配達する仕事です。この職業は女性が多く活躍していて、お客さんも女性が多いので新しい顧客を作りやすいです。また社員割引があると、仕事が終わってからの夕食の準備も楽になります。
食材宅配サービス会社が子育て世代を積極的に採用しているのは、主婦がターゲットのサービスだからです。お客さんの話に共感できる人材が必要とされています。シングルマザーも同じで、食材宅配サービス会社で顧客獲得を期待されている人材です。スケジュールの都合もつきやすいので、シングルマザーに人気の仕事です。
慢性的な人手不足で、転職しやすい職業です。資格がなくても仕事ができ、働きながら介護士の資格取得を目指すことができます。仕事内容は体力仕事ですが、女性も男性もできる程度の肉体労働なので人のお世話に抵抗がない人にはおすすめです。
介護職は、訪問介護と施設勤務があります。訪問介護は、土日祝日が休みで夜勤がない働き方ができるところが多いです。施設勤務は、曜日関係なく出勤があったり夜勤があるところがあります。介護職に就労しているシングルマザーは、訪問介護を選んでいる人が多いです。
私はシングルマザーになった時、「仕事も子育ても頑張るぞ!」と決意しました。そして仕事と子育てのバランスを保つため、働き方を見直しました。働き方を見直すことで、子供と過ごす時間も確保できて仕事とのメリハリをつけることができました。子供からも「ママと一緒に遊べる日ができた!」と言われ、働き方を見直して良かったと思います。
働き方を見直すことで、子供とのかけがえのない時間を作ることができます。働き方に悩んだ時に少しでも参考にできればと思います。