離婚歴3年のやんちゃで優しい?息子2人の母です。「全力疾走!時々おさぼり」が座右の銘。
離婚後、国家資格を取得し本業とWebライターで生計を立てています。
シングルマザーが就職活動を行うにはいくつかの方法があります。
例えば求人情報誌や求人サイト、ハローワークで募集中の仕事を探したり、派遣会社に登録するなどです。
いずれにしても、就職活動を始める前に決めておくといいことがあります。
それは自分の「仕事を決める際の基準」を明確にしておくことです。
自分の基準や希望条件をはっきりさせず、ただなんとなく「ここでいいかな」「とにかく仕事が決まればいい」といった感じで就職してしまうと、仕事と家事・育児の両立が難しいこともあります。
シングルマザーは子供を育てていかなければならないので、仕事は確かに大切ですが、育児ができない状況になってしまうと、子供は大きな負担を強いられてしまいます。
大切な子供と笑顔で幸せに過ごすための仕事選びのポイントを確認していきましょう!
仕事選びにおいていろいろ条件はあると思いますが、シングルマザーの場合まずは「譲れないポイント」を決めておくことが大切です。絶対にここは譲れないというものがあると思います。
子供の年齢や頼れる人がいるかいないかによっても、譲ることができない条件は異なるため、まずは自分のいまの環境を考慮した上で条件を整理しておきましょう。
住んでいる地域や子供の年齢、人数によって毎日の生活に必要な金額は変わってきます。
まずは「いまの生活が維持できる」もしくは「もう少しお金が必要」など、毎月必要となる生活費を計算し、その金額と同等の給料がもらえる仕事を見つけることが大切です。
せっかく就職しても生活を維持することができなければ転職することになってしまうかもしれません。
子供を保育園などに預けて働く場合、保育時間を超えて働く必要があると子供だけでなくママも身体的にも精神的にも負担になります。また保育園にも迷惑をかけてしまうことにもなりかねません。
子供は急に熱を出したり、風邪をひいたりすることがありますよね。
とくに小さな子供の場合は、頻繁に体調を崩すことも考えられます。
子供が大きくなっていても、この状況は変わりません。病気やケガなどで病院に連れていく必要があることも少なくありません。
また保育園や学校の行事などに参加することもありますよね。
そうしたときに、休みをもらえるかも大きなポイントとなります。シングルマザーは、仕事をしながら育児も1人で行わなければいけないため、休みをとりやすい環境かを確認しておくといいでしょう。
「譲れないポイント」がはっきりしたところで、今度は仕事を長く続けられるポイントについてです。
いくら「生活のため」「子供のため」といっても、毎日働くのはママです。
ママが毎日仕事に行くのが苦痛、苦手な職種でストレスが溜まるといったことは避けましょう。
仕事のストレスが溜まり、育児や家事が思うようにできないことでさらにストレスが溜まり、悪循環に陥ってしまいます。
自分を大切にすることも大切です!
退社時間が早くても通勤に1時間以上かかってしまうと、家に到着する時間も当然遅くなりますよね。
また仕事中に子供の体調が悪くなって保育園や学校にお迎えに行かなければいけない場合も、時間がかかってしまいます。
職場から通勤にかかる費用は「通勤手当」として支給される場合は多いですが、通勤にかかる時間そのものが時給として支給されることはほとんどありません。
通勤にあまり時間がかからない職場を選ぶことで、時間にも精神的にもゆとりが持てますよ。
子供が大きくて教育費にお金がかかる場合、残業が多い職場のほうがいいという方もいらっしゃるかもしれません。
しかし基本的には残業があまりない職場をおすすめします。
残業が多いとその日の予定が組みにくくなってしまったり、急な用事に対応できないことも少なくありません。
月末や月初など決まった時期に数時間の残業であれば対応が可能なのか、全く残業がないほうがいいのかある程度自分の中で残業に対する条件を決めておくといいですよ!
シングルマザーにとって大切な仕事選びのポイントをご紹介しました。
オフィス勤めでは給料や休暇、勤務時間、通勤時間など、自分の希望をすべて満たした職場を見つけることは簡単なことではありません。
しかし新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、新しい働き方「テレワーク」が注目されています。
自宅で仕事ができるテレワークは、スキマ時間を有効活用できたり、休暇が取りやすかったり、他の社員の目を気にすることなく自分のライフスタイルに合わせて仕事をすることが可能です。
テレワークはシングルマザーにとって、仕事と育児を両立できるおすすめの働き方といえます。
仕事・育児・家事すべてを一人でこなすシングルマザー。
そんなシングルマザーに大切にしてほしいことは「ワークライフバランス」です。
ワークライフバランスとは、仕事だけ・家事だけ・育児だけの生活ではなく、「仕事と生活の調和」を大切にしようといった意味合いがあります。
シングルマザーの就職活動は、自分の理想をただ追い求めても仕事を見つけることはできません。
かといって、妥協だらけでは長く仕事を続けることはできません。
仕事選びのポイントは、人それぞれ違います。今回は押さえておきたいポイントを6つご紹介しました。
自分のライフスタイルにあった働き方を考えることが、就職活動への第一歩ですね。