19歳で結婚出産離婚を経験、現在シングルマザー10年目。
低学歴な私だけど、仕事も家事も育児も頑張りたくてさまざまな資格を取得し始め、慌ただしくも充実した毎日を過ごしています。
無期雇用の契約社員として働く私リアルなお給料を公開します。
入社当時は時給1,000円で8時間労働だった私の手取りは約13万円でした。
5年後に無期雇用へ転換し、9年目の現在は時給1,700円の7.5時間労働で手取りは、手当を含んで約23万5,000円~27万円になりました。
長く働いていくうちに、チームリーダーの研修などにも参加して、手当もつき、入社当初の2倍までお給料を上げることができました。
契約社員として入社した場合、数ヵ月間の有期雇用契約があります。
そして契約更新を繰り返し、5年を超えて同一の企業に労働した場合、所定の定めがない労働契約(無期労働契約)に転換されます。
有期雇用では契約終了があるのに対して、無期雇用は契約終了がないので、いつ契約が終了するかという心配から解放されて働けるので安心ですよね。
正社員だと「みなし残業代」として給与の中に残業代が含まれていることがありますよね。残業代が含まれているということは、残業することが前提で定時に帰りづらいということがあります。
しかし契約社員であれば、定時にキッチリ帰ることができ、残業が発生する場合は基本給にプラス数%が換算されます。
私の場合、普段は定時で帰るようにしていますが、息子が習い事で帰りが遅い日で必要があれば少し残って、多めに仕事をして帰るようにしています。
正社員でも時短勤務ができる企業はたくさんありますが、子供が3歳までだったり、小学校入学に合わせてフルタイムに戻らなくてはいけなかったりします。しかし契約社員の場合は、子供の年齢に限らず短時間勤務を選択することができます。
シングルマザーの場合、フルタイムで仕事をしていると、子供が1人で留守番をしなくてはいけない時間があると思います。
小学生であっても1人で遅くまで留守番をさせるのは心配だから、小学校を卒業するまでは短い勤務時間で働きたい、という方も働きやすいかもしれません。
正社員だと就業規則の関係で副業ができないことがありますが、契約社員だと副業ができる企業がたくさんあります。
子供がまだ小さいうちは、副業をする時間が取れないかもしれませんが、ある程度大きくなったら在宅ワークをしたり、ハンドメイドでアクセサリーを作ったりして副業がしやすくなりますよね。
私も息子が小学校にあがったころにネイリストの資格を取得して、休日や有給の日に副業としてお小遣い稼ぎをしています。
自分の好きなことを副業としてできているので、「仕事をしている」という感覚ではなく、楽しみながらやっています。
賞与や退職金制度は、正社員だけが対象になる企業が多いため、契約社員の場合はもらえないことがほとんどです。
住宅購入を考えていたり、老後資金に不安が生まれてしまうので、自分でライフイベントに備えて貯蓄していく必要があります。
もちろん、契約社員でも賞与がもらえる企業もあるので、求人を探すときに注目してみてもいいかもしれません。
せっかく自分に合った仕事場を見つけても、契約の更新がないとその会社では働き続けることができません。
もちろん合意があれば、契約更新できることもありますが、会社側が必要としている人材であることが必要不可欠です。
正社員の場合、子供が病気をした際は介護休暇を取得できますが、契約社員の場合は取得できないことがあります。
子供の急な熱、学校でのケガなど予測ができない中で、いきなり仕事を休むことにると時給は発生せず、お給料も少なくなってしまいます。
私は息子がインフルエンザになって、仕事を1週間休んだ月のお給料が10万円も減ったことがありました。
契約社員で働くことはメリットもデメリットもありますが、2020年4月に制定された「同一労働同一賃金」によって、契約社員も働きやすい環境になっていくのではないのかなと思います。
また有期契約だとしても、企業に対する熱意や会社に必要な人材だということが伝われば、契約更新や無期雇用契約、昇給・昇格も可能です。
雇用内容は企業によって異なるので、働く際は十分に確認をして、自分に合った働き方を見つけてください。