19歳で結婚出産離婚を経験、現在シングルマザー10年目。
低学歴な私だけど、仕事も家事も育児も頑張りたくてさまざまな資格を取得し始め、慌ただしくも充実した毎日を過ごしています。
ふるさと納税といえば、「特産品がもらえるうえに税金が安くなる」や「年末調整で還付される」と耳にしたことがあるけれど、年収が高くないシングルマザーでもできるの?と疑問に思っていました。ですが、実際に年収が低い私でもできちゃいました!
ふるさと納税の魅力は、
・自分の出身地に限らず、好きな土地・自治体に寄付ができること
・復興支援や街づくりなど寄付の用途を指定できる団体もあること
・寄付した地域ならではの特産品がもらえること
・税金が還付されたり、控除を受けられること
などです。
ふるさと納税で返礼されるものは、食品だけではなく、美容・寝具・旅行の宿泊券など幅広いところも魅力のひとつです。
ふるさと納税のサイトはたくさんあり、利用者へわかりやすいように年収ごとの控除上限額の早見表も掲載されているので、すぐに自分の控除上限額の目安を知ることができます。
しかし、他にも控除対象がある場合は、実際の上限額と異なることもあるので、前年度の源泉徴収票を見ながら、詳細なシミュレーションをすることをおすすめします。
私の場合、前年度の年収が290万円だったので、早見表で300万円のところに当てはめ、27,000円が上限額だと思い、ふるさと納税を始めたのですが、空いた時間に詳細なシミュレーションをしたところ、実際の上限額は16,000円であることが発覚してとても慌てたことがありました。
もし、上限額を超えて寄付した場合は、その分の控除はされず、普通の寄付として扱われてしまいます。
年収が300万円以下の場合や医療控除、iDeCo、住宅ローン控除などある場合は注意してください。
ふるさと納税は、複数の自治体に寄付することができますが、自己負担である2,000円は寄付するたびにかかるというわけではありません。
例えば3つの自治体に寄付した場合、2,000円×3=6,000円が自己負担額になるわけではなく、複数の自治体に寄付しても年間の寄付総額に対して2,000円の自己負担でさまざまな地域の特産品を受け取れるということです。
私も初めの頃は、寄付のたびに2,000円は自己負担するものだと勘違いをしていたため、必死に得する金額と内容のものを探していました。ですが年間の総額に対してだとわかってからは、少額の寄付で普段は買わないちょっとお高めの果物やお刺身などの特産品にチャレンジしています。
息子も「おいしくて幸せ〜」と満面の笑みを見せてくれるんです。そんな笑顔を見せられたら、こちらも幸せになりますよね!
自治体の特産品の中には、お肉5kgだったり、お魚が20匹と大量のものがたくさんあります。
2,000円の寄付だけで、こんなにたくさんの特産品がもらえるのはうれしいですよね。
私も実際に15,000円を寄附して、お肉5kgの返礼品をもらったことがあります。
届いたときは息子も一緒になって、これはしゃぶしゃぶ用だね〜これはなにに使おうか〜、なんてことをワイワイ話しながら中身を出していましたが、ふと「これ冷蔵庫に入るかな?」と我に返ってしまったんです。
我が家は2人暮らしで冷蔵庫も大きいものではないし、少しヒヤヒヤしながら冷凍庫に詰めていき、ギリギリでしたが押し込んで収納することができました。せっかく家計の負担を軽くするための節税なのに、食べきれずに特産品を破棄することになってしまったら、元も子もありません。
シングルマザーでまだお子さんが小さい家庭では、消費しきれないこともあるので、食品ロスをしないように寄付の際には返礼品の量も気にしてくださいね。
ちなみにお肉5kgは、春休みのお弁当やコロナウイルスの感染防止に伴う休校と重なって3ヶ月で使い切りました!
自治体に寄附するタイミングや支払い方法を変えることで、さらにお得になる場合があります。
それは、ショッピングサイトを経由して、ポイント還元率が高い日を狙うことです。
例えば、10,000円分の寄附をするとなったときに、通常1ポイント1円のサイトであれば100円分のポイントしか得られませんが、ポイント還元率が高い日に寄付をすれば還元率によっては1,000円分のポイントがつくこともあります。
細かいところですがいろいろと工夫をすれば、自己負担分をチャラにすることができるかもしれませんね。
ふるさと納税で節税して、特産品の美味しい物を食べつつ、食費もやりくりできたら一石二鳥を上回って三鳥ですよね。
子供が小学生の頃は、学校の夏休みや冬休みにはお弁当や昼食の作りおきが必要になってきますし、体が大きくなれば、食事の量も増えます。中学生や高校生になれば、今度は毎日お弁当が必要になってきます。
そんなときに前もって特産品が届くようにしておけば、日々の買い出しもラクになるので、子育てと仕事を両立しているシングルマザーにはとっては大助かりのふるさと納税です。
仕事を頑張って収入が上がるたびに高くなっていく毎年の住民税は少し怖いですが、美味しいものを食べ、節税も楽しんで、賢く乗り越えていきたいと思います。