未婚で子供を妊娠、結婚前に大病にかかりその際に子供の父親の精神的弱さやDVを受け、結婚せずにひとりで子供を育てる事を決意。子供を育てることができるように安定した仕事を探し、親のアドバイスもあり子供が1歳になって看護学校に入学。現在は看護師ママとして働いていて、子供が7歳のときに1歳年下の男性と知り合って結婚★
責任感が強い方は、「子供のためにもっと仕事を頑張らなきゃいけない」と無意識のうちに自分を追い込んでしまいがちです。その結果、子供との関わりが不十分になり、「思っていたような生活ではない…」と反省してしまうことも。
その悩みは、毎日の生活の工夫で解決することができます。仕事ができるようになれば、シングルマザーの生活にもゆとりを持つことができ、子供の成長を楽しむことができます。
生活の工夫はとても簡単で、今からでも実践することができることばかりです。
シングルマザーとひとくくりにいっても、ライフスタイルや働き方は様々です。子供が小さい家庭であれば実家に住んでいたり、子供が大きく1人で留守番ができるなら遅くまで働いていることもあります。職種によって就業時間も異なるため、勤務時間と子供の自立度によって生活環境を選ぶ必要があります。
仕事に打ち込むためには、子供に危険が及ばないような環境が大切になります。そして、子供の用事や都合で仕事を急に休まなければいけないときを考えて仕事をすることがコツです。仕事ができるシングルマザーになるための基本をご紹介します。
シングルマザーが一番考えておく必要のあることは、「なにか起きた時、すぐに対応してくれる人が近くにいるか」ということです。あなた本人でもいいですし、自分の親でも構いません。子供というのは、親が予期せぬ出来事を作ってしまうものです。子供が風邪を引いてしまったり、学校からのお便りを出さずに急にわかった参観日も含まれます。
職場がシングルマザーに理解があり、急に休んでも快く承諾してくれる会社ならラッキーですね。ただ、もし急には休めない会社であれば、子供のお世話を頼むことができる人が近くにいることが大切です。実家が協力的であれば安心ですが、親に頼ることができないシングルマザーもいます。そういった時にでも、対応できる術をいつも持っておくことが必要です。例えば、病児保育室やファミリーサポートなどのサービスを利用するのも一つの方法です。
仕事ができる人というのは、いつもの仕事の中に+αの心遣いができます。言われた仕事を言われたままこなすのは、大半の人ができます。上司からわざわざ言わなくても行動できることが、仕事のできる人です。そして、万が一急な用事で休まなければいけないときでも、普段の心遣いをしていれば周りも「いつも助けてもらっているから」と快く引き受けてくれます。
ルーチンになってしまいがちな仕事ですが、余裕があるときに人の仕事を手伝うこともいいでしょう。接し方ひとつとっても、周りの人がしんどそうな様子だったら「大丈夫?」と声をかけるだけでも十分です。周りの様子や人の反応を理解できるというのは、仕事ができることにつながります。
シングルマザーになると、今まで以上に忙しい日々になります。私も「ひとりでできるのかな…」と不安に思っていました。忙しいあまり気持ちに余裕がなくなり、「なんでそんなことしたの!」と子供に対して必要以上に怒ってしまったこともあります。全てを完璧にしようとしていたことが、かえって子供との接し方が悪くなっていた理由でした。
ひとり親になるということは、仕事と家庭の両立が必要になります。でもちょっと生活を工夫するだけで、時間や気持ちに余裕がうまれて子供との生活は穏やかになりました。仕事でも、定時に帰られるようなタイムスケジュールを組むスキルが身に付きました。シングルマザーになったからこそわかる生活の工夫をご紹介します。
シングルマザーになると、全ての家事をひとりでしなければなりません。そうすると一番問題となるのは、洗濯です。朝に干せると気分はいいですが、朝というのは1日のうちでとても忙しい時間帯です。余裕がなく、子供に必要以上に怒ってしまうママも多いのではないでしょうか。シングルマザーでなくても、朝というのは忙しいものです。
時間的余裕を持つために仕事から帰ってきたら洗濯を回して、その間にご飯を作るという流れがおすすめです。洗濯を干してからお風呂に入ると、一連の流れで家事ができるので無駄がありません。
子供とあなただけの洗濯物であれば量は少ないはず。2日に1回という頻度に変更することも、検討してみてもいいかもしれません。
どうせ台所に立つのであれば、明日の分のご飯も一緒に作ってしまいましょう。例えば、今晩の夕食は唐揚げとします。唐揚げをあげている間、揚がるのを待つのではなくて今からでも作れる晩御飯を準備し始めるのです。おすすめなのは、カレーやシチューなどの煮込む必要のあるメニューです。すぐに作って食べられないメニューなら、前日から準備すると味付けや火の通りが丁度良くなります。
洗い物も無駄に増やさないですみますし、余熱で火が通るのでガス代も節約になります。ポイントは、あくまでも今日の晩御飯を優先して作ることです。今日の晩御飯ができてしまったのに、明日の晩御飯ができていないからといって食べる時間が遅くならないようにしましょう。
「今まで夫婦でやってきたことは、全部自分でしなくちゃ…」と思ってしまいますが、その家事も子供と一緒にしてはどうでしょうか?子供との時間も過ごせて、家事もできて一石二鳥ですよ。早く家事が終わるように大人が全部してもいいのですが、子供ができるお手伝いをしてもらうことでコミュニケーションが生まれるきっかけになります。そして子供も「お母さんのお手伝いをしたら、喜んでくれた」と思うと、もっと積極的にお手伝いをしてくれます。
手軽にできる簡単なお手伝いで、ハンガーから洗濯ものを外したり、掃除の時にほこり取りをしてもらうのもいいと思います。子供の年齢が大きくなれば、お風呂掃除や掃除機もお手伝いできるようになります。生活での苦楽を共にすれば、信頼関係はより深いものになるのではないでしょうか。
今まで夫婦ふたりでやってきたことを、今後はひとりでしなければなりません。このように思うだけで、もう心の余裕がなくなりますよね。仕事を頑張ってきたあとにも、家事を頑張らなきゃいけないと思ったら心がパンクしていまします。人はずっと頑張り続けることはできません。
あなたの中でのルール決めは、今後柔軟に対応していくためにもとても大切。家事は、毎日しなければならないものではありません。ご飯は買ってきたお惣菜でもいい、掃除機は週末だけでもいい。「できればラッキー」と思うことは心の負担を軽くします。無意識に自分でルール決めをしてしまっている人が多いので、考え方を見直すだけで生活が楽になりますよ。
シングルマザーになって仕事復帰したときは、本当に辛かったです。一生懸命しているからこそ、きちんとできなかったときにイライラして子供にきつく物を言ってしまったことがあります。その夜とても反省して、「このままではいけない!」と思って生活を見直しました。
それからは、仕事から疲れて帰ってきて子供の顔を見るとほっとできる時間が増えました。仕事へ行く活力にもなり、更に効率がよくなったと感じています。
仕事をばりばりこなすシングルマザーは、かっこいい!両立をするなら、少し生活を工夫してみてはいかがでしょうか。
エスママwithを運営している株式会社エスママでは、今後さらなるシングルマザーの活躍を促進していきたいと考えております。これからのサービス向上と方針検討のため、アンケートにご協力頂けますと幸いです。
なお、このアンケートで頂いた情報については、株式会社エスママにて大切に保管しますのでご安心ください。