美容や健康に関することが大好きな20代シングルマザー。シングルマザー歴は5年。目標であるマイホーム購入・シングルマザー支援のための企業設立へ向け、フルタイムの仕事と副業を両立させることに励んでいる。たくましいだけではなく自立したシングルマザーになるために日々奮闘中!
「子供を預ける人がいない」「子供が体調不良になったときは1人で対応しなくてはいけない」という理由から、就職活動がうまくいかなかった経験を持つシングルマザーの方もいるでしょう。
しかし、シングルマザーというだけで内定がもらえないというのは一昔前までの話。昨今では、社員の育児と仕事の両立を推進する企業は増えています。
つまり、シングルマザーであってもOKという企業も増えているのです。
この記事では、シングルマザーが就職活動を成させるためのノウハウ、就職活動をするにあたって知っておきたい情報についてまとめてみました。
就職活動においてのヒントを知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
就職活動を行うにあたって、地道に活動していくことが成功の秘訣です。
せっかく就職したのに焦って決めた結果、ミスマッチとなってしまっては、短期間で離職することにもなりかねません。じっくり自分の理想に合った企業を探していきましょう。
では、シングルマザーが就職活動を成功させるためのノウハウについて紹介していきます。
就職活動にかかかる平均的な期間は2〜3ヵ月程度といわれています。
スムーズに進めて3ヵ月程度ですが、難航してしまう場合は半年かかる場合もあります。あくまでも目安ですので、3ヵ月経過しているからといって焦らないことが大切です。
では、「就職活動が初めて」というシングルマザーの方のために、基本的な就職活動の進め方について説明してきます。
まずは応募したい企業を選ぶことから始まります。
給料の額も気になるところですが、あまりにもハードだとワークライフバランスが崩れてしまうでしょう。無理することなく心身ともに健康で働き続けるためにも、自分のライフスタイルを考え、企業選びをしていくことが大切です。
また子育てに対し理解のある企業なのかについてもチェックしておきましょう。
その際は、「えるぼしマーク」「くるみんマーク」などの厚生労働省認定マークや、産休・育休の取得率を参考にすることをおすすめします。
応募したい企業が決まったら、応募書類を作成しましょう。
エントリーシートや履歴書など応募書類は企業によって異なります。
ハローワークや転職エージェントを利用する場合はどの書類を提出する必要があるのか教えてくれますが、求人情報サイトから応募する場合は、自分で確認しなくてはいけません。
応募書類でミスをしてしまうと、選考に大きく影響してきますので、ミスがないよう十分に注意しましょう。
書類審査が通ったら、いよいよ面接です。
面接の際は、顔がはっきりと見えるような髪型にし、ナチュラルメイクを心がけましょう。面接官に第一印象で「この人と一緒に働きたい!」と思ってもらうためにも、清潔感のある格好で行くことが大切です。
また面接の際には子供が体調不良になったときの預け先など、シングルマザーが抱える不安について聞かれる可能性が高いです。
その際に答えることができなかったり曖昧に返答してしまうと、面接官に好印象を残すことができませんので、しっかり受け答えできるよう答えを準備しておきましょう。
「親子共々、体調管理には気をつけていますが、万が一のときにはファミリーサポートなど、頼れる制度を利用する予定です。仕事には支障をきたすことがないよう、対応していきたいと思います」などのように、はっきりと答えることができれば、面接官にマイナスイメージを与えずにすみます。
書類審査、面接を通過したら、いよいよ内定です。
現在、仕事をしている場合は、退職する30日前には退職する意向を会社へ伝えることが望ましいです。転職先からの内定が決まったら、すぐに退職する意向があることを伝えましょう。
万が一、複数応募していて複数内定をもらった場合は、第一希望以外の企業を辞退しなくてはいけません。
今後、働くことはない企業といえども「他の会社に決まったので」という一言を放つのはタブー。電話で人事担当者に「大変申し上げにくいことなのですが、検討した結果、御社よりいただきました内定を辞退させていただきたく存じます。この度は貴重な機会をいただき、ありがとうございました」と、丁重に断るようにしましょう。
費用も時間もかかる就職活動はできれば短期間で終わらせたいと思っているシングルマザーの方が多いでしょう。
では、シングルマザーが就職活動を成功させるためのコツにはどのようなものがあるのでしょうか。就職活動を成功させるためのコツを4つ紹介します。
応募する企業の情報収集は必須です。企業のホームページや、求人票などをよく見て、企業の情報について細かくチェックしましょう。
「事務職って書いてるし、給料もいいから応募してみようかな」という程度で応募しても、面接時に入社したい思いは伝わりません。
また面接時に「なぜ、弊社へ応募したのですか?」と聞かれても、企業の情報がわからないと答えようがないですよね。
応募企業の情報収集をすることは必ず強みになります。メモをするなどし、リストアップしておくことをおすすめします。
私は人事担当者として働いているのですが、応募書類がきちんと書けていないと、どうしてもマイナスなイメージが残ってしまいます。
応募書類は、あなたの印象を左右します。丁寧に記入し、記入後は何度も見直しするようにしましょう。
誤字脱字の有無をチェックすることはもちろんのこと、印鑑は押し忘れていないか、携帯電話番号、メールアドレスは記入し忘れていないかもチェックしておくことをおすすめします。
また応募書類には志望動機を書くスペースがありますが、空欄が目立つと「うちの会社にはそこまで興味がないのだろうか」という印象を与えます。
なぜ、その企業を選んだのか、入社後にはどのようなことを会社に貢献していきたいのかを具体的に記入するようにしましょう。
興味のある会社の応募条件に、年齢設定が記載してあったとします。さらに、その年齢が自分の年齢よりはるか下だとしたら、あきらめてしまう人が多いでしょう。
しかし、年齢がダメでも応募してみる価値はあります。
事前に人事担当者へ「年齢が条件よりも上なのですが、応募させてください」と伝え、応募書類を提出してみましょう。あなたの人柄、経歴を見た結果、採用してくれることもあり得るからです。
年齢制限は、あくまでも基準であるため、年齢が条件よりも上だからという理由であきらめる必要はありません。
「何十社も不採用で、就職活動に自信がなくなった」という方や、短期間で就職活動を終えたいというシングルマザーには、転職エージェントの利用をおすすめします。
転職エージェントは無料で利用可能。無料なのにもかかわらず、面接についての指導、応募書類の書き方を教えてくれます。
くわえて利用者の性格・ライフスタイルに合った仕事を紹介してくれるため、ミスマッチが少なくなるというメリットもあります。
女性に特化した転職エージェントもありますので、一度調べてみてはいかがでしょうか。
就職活動をしていると、さまざまな悩みに直面します。人生がかかっている就職活動だからこそ、失敗はしたくないですよね。
今回は、3つの知っておきたい情報について紹介していきます。
企業によっては、書類提出、面接の日程調整などメールで行っている企業もあります。
メールの印象によっても、選考結果に左右してきますので、きちんとマナーを覚えておきましょう。
まず、企業からメールが来たら、24時間以内に返信するようにすること。1日以上経過してしまうと、興味がないという印象を与えてしまいます。
件名は空白にせずに、必ず入力して送るようにしましょう。相手のメールに返信する際は、「Re」を付けたままでOK。返信していることが一目瞭然でわかるため、消す必要はありません。
またメールの最後は必ず名前・住所・電話番号・メールアドレスを記入するようにすることも忘れないようにしましょう。
「シングルマザーということが理由で不採用となってしまうかも」という不安を抱えていては、自信を持って面接に挑むことができません。「採用を勝ち取るためにも、そもそもシングルマザーであることを隠したほうがいいかもしれない」と思っている方もいるかもしれません。
しかし、入社後に「私、実はシングルマザーなんです」というのは少々勇気が必要になります。
面接時に堂々とシングルマザーであることを伝え、シングルマザーであることをプラスに転換していきましょう。
例えば「どんな辛いことも貫き通す強さがある」というのも、さまざまな苦悩を乗り越えてきているシングルマザーならではの強みですよね。
シングルマザーとして得たものをどう仕事に生かそうと思うのかをきちんと面接官に伝えることができれば、シングルマザーでも採用してもらえる確率は上がるでしょう。
いよいよ面接当日というのに、子供が体調不良で行くことができない…。そんな状況に陥ったら、どうすればいいのかわからなくなってしまうのは当然です。
近くに頼れる人がいるのならば子供をお願いして面接に行くこともできますが、頼れる人がいないとなれば、面接を断るしかないですよね。
面接当日にキャンセルする場合は、必ず電話で人事担当者に連絡するようにしましょう。しかも、面接時間ギリギリではなく、早めに連絡することが大切です。
人事担当者が不在の場合は、とりあえず他の社員の方に伝え、後ほど人事担当者に謝罪のメールをすることをおすすめします。
育児・家事をしながらの就職活動は大変ではあるのの、シングルマザーが就職活動において不利という時代ではなくなりつつあります。
希望する企業へ就職するためにも、シングルマザーであっても自信を持って就職活動をしていくことが大切です。
真摯な態度を見せること、そして、あきらめない強さが転職活動においては重要な要素になりますので、地道に就職活動を行っていきましょう。
就職活動に行き詰まりを感じている方は、転職エージェントの活用も検討してみることをおすすめします。