子供が1歳の時に離婚。現在は地元に戻り、実家近くのアパートで子供と2人で暮らしています。モットーは子供も自分も楽しく生きること!わがまま過ぎるヤンチャな息子が悩みでもあり、元気の源です。
シングルマザーでも転職はできます!
私は30代後半で離婚をし、これまでに3回の転職を経験しました。離婚から現在まで通算5社へ応募をし、3社から内定をいただき、3回の転職を経験しました。しかし、離婚直後に転職活動を始めたばかりの頃は、不安な気持ちが大きく…2社続けての不採用という結果だったのです。振り返ってみると、自己アピールが上手くできていなかったからだと思います。自己アピールのポイントはズバリ!「自分が貢献できること」を分かりやすく伝えることです。
これまでの経験を振り返ると、「シングルマザーだから…」「年齢的にも難しそう…」と、マイナスな気持ちで挑んだ面接は、不採用という結果でした。きっとネガティブな気持ちが、採用側に伝わってしまったのでしょう。気持ちは言葉や顔に現れるものです。そこで、まずはシングルマザーであるいまの自分に自信を持って挑むことが大事だと気付きました。
私は、シングルマザーだということが「採用の合否に関係することは無い」と感じています。転職においては、シングルマザーも既婚者も独身も関係ない!採用側にとって大切なのは、貢献してくれる人材かどうかなのです。
何度もくどいようですが…自己アピール最大のポイントは「自分が貢献できること」を伝えること!さらに、自己アピールを伝える際に意識すべきことは、採用側の立場になって考えることだと思います。以下、シングルマザーが転職の際にアピールすべきポイントを紹介します。
採用側が合否を決める際に重要視していることは?一般的ではありますが、やはり「仕事に対しての意欲があるか」ではないでしょうか。仕事への意欲を伝えることは、もはや必須条件です。生活のため、子供のために、どんな仕事だろうと頑張る!シングルマザーの働く意欲は強みとも言えます。しかし、応募書類や面接では、あくまでも「この会社で働きたい」「この仕事をやりたい」という部分をアピールするほうが、採用側に良い印象を与えるでしょう。
志望の動機では、
・応募企業(職種)のどこに魅力を感じて応募したのか
・応募企業(職種)と自分の価値観や経験がマッチしている部分
・採用後はどんな風に貢献したいのか
を伝えましょう。
実は、採用担当者の悩みの一つに「早期退職(人材が定着しないこと)」があります。多額の求人広告費をかけ、時間を費やし、ようやく採用したのにすぐに辞められてしまう…。改めて求人を出し、採用に時間を費やし、また一から教育…。確かに効率が悪く、早期退職は会社にとっては大きなダメージでしょう。
長く働きたいと考えているシングルマザーは、採用側にとって魅力的な人材です。敢えて言葉にしなくても、「シングルマザー=定着」と思われる採用担当者も多いようですが、実際に定着する意思がある方は、大いにアピールできる部分だと思います。率直に「長く働き続けたい」と言うのも良いですが、「定年まで」や「少なくとも子供が成人するまでは働きたい」など、具体的なキーワードを用いると伝わりやすいと思います。
シングルマザーに限らず、子育て中のママの場合、「残業はNG」「子供が病気の時は休まなければ…」と、就労条件も限られてきます。最近では、子育てに協力的な企業も増え、女性も働きやすい世の中になってきました。しかし、どうしても譲れない条件でなければ、「残業はできません」などと、ストレートに伝えることは避けるべきです。自分の一方的な考えを伝えることは、他の面においても融通の効かない人だという印象を与えてしまいます。
就業条件を話し合う際には、できる限り歩み寄る姿勢が大切です。「保育園のお迎えが◯◯時までなので、場合によっては◯◯時までなら可能です」や「もしもの場合は祖父母にお迎えを頼み、対応したいと考えています」など、採用側への配慮を忘れずに伝えましょう。
自分を上手くアピールすることができれば、シングルマザーでも必ず転職できます!これまで何度も不採用という結果で「もうダメかも」と弱気になっている方も、決して諦めないでください!母は強し、きっと内定は獲得できます!!