離婚歴2ヶ月。子供が小学生になるタイミングで離婚。派遣社員で仕事をしながら、「子育てママが地域で集まれる場所を作る!」という夢に向かって前進中。モットーは「努力」と「笑顔」。
シングルマザーは、一般的にどのような形で働いているのか、どのくらい稼いでいるのか、気になるところですよね。
仕事探しを始める前に、全国の雇用形態の割合や平均年収を見て、参考にしてみましょう。
仕事をする上で、雇用形態は(正社員、パート、自営など)たくさんあります。
実際にシングルマザーは、どのような雇用形態で仕事をしているのでしょうか?
厚生省『全国ひとり親世帯全国調査』の結果は下記の通りになります。
※ホームページで見ることができます。
シングルマザーの雇用形態で1番多いのは、正社員です。
次に多いのは、パート・アルバイトになりますが、正社員とほぼ同じくらいの割合です。
このようにシングルマザーの働き方は様々であることが分かります。
(1)と同じ厚生省の調査結果で、シングルマザー自身の平均年収も見てみましょう。
ぜひ参考にしてみてください。
就労で月16~17万円稼ぐ感じですね。
ちなみに私の場合は派遣社員で、就労収入だけだと年収約225万円になります。
平均より少し多いくらいです。
そして就労収入に加えて、一般的なシングルマザーの世帯では、養育費や児童手当などが加わります。
シングルマザーの仕事の雇用形態や年収の実態が分かったところで、実際にあなたが仕事探しをする上で、最初におさえておくべき3つのポイントをお伝えいたします。
まずは1ヶ月のお金の流れを把握しましょう。
毎月の支出と収入の洗い出しをすることで、就労としていくら必要なのかが分かります。
我が家の支出と収入をぜひ参考にしてみてください。
※1ヶ月分として算出しています。
我が家の毎月の合計支出は、約155,000円です。
我が家では養育費をもらっていませんので、仕事以外の収入は児童手当1万円と児童扶養手当約4万円だけです。
将来のために少しでも貯金がしたいのと、臨時支出(町内会費など)があったら困るので、我が家では就労収入として月15万円は欲しいと考えました。
次に、自分が優先したいこと(大切にしたいこと)を考えます。
私の場合、「シングルマザーになったから、仕事をしなくちゃ!生活をしていかなくちゃ!」と考える一方、がむしゃらに働くことは疲れるし、気持ち的に仕事中心になるのは嫌でした。
今、自分が優先したいこと(大切にしたいこと)は、「子供との時間」と「自分の夢(プロフィールにも書いてある地域づくりのこと)のための準備の時間」でした。
子供は小学生になったばかりですので、学童へのお迎え時間をなるべく早くしたかったことと、地域づくり活動をするための準備をする時間が欲しかったのです。
時間を作るためには、時短で働ける仕事を探したいと考えました。
(1)(2)を踏まえて、自分にはどんな働き方がいいのか考えてみましょう。
私の場合は、(1)就労収入として月15万円欲しい、(2)時短で働きたいという考えにまとまりました。
月15万円を稼ぐには、1日あたり7,000~8,000円の収入が必要と考えると、パートの時給では厳しいと考えました。
また、はじめから時短を希望していたため、正社員はむずかしいと考えました。
そこで、時給1,300円以上の派遣社員で探すことにしました。
おかげさまで、時給1,550円の9:30~16:30勤務の仕事を見つけることができました。
このように、シングルマザーが仕事を探す時は、3つのポイントをおさえると、スムーズに就職活動を始めることができます。
シングルマザーは、生活のために仕事をしなければならないし、家事や育児も1人でやらなければならないですよね。
自分の満足した形で仕事を見つけるために、最初におさえておくべき3つのポイントをまとめておけば、スムーズな就職活動につなげられます。
また、自分が満足できる働き方を見つけることができれば、心にゆとりが出てくると私は思っています。
実際に私は、「子供との時間」と「自分の夢のための準備の時間」を持つことができ、ありがたいことに毎日充実した日を過ごしています。
気持ちの面も、お金の面も、自分が納得できる職場が見つかるようしっかりと準備をしましょう。