『Single Mothers can be Happy!』をモットーにしています。やんちゃボーイの母です。自宅でこども英会話教室を始めたところですが、今回のコロナウィルスの影響で生徒さんの半分以上が休会になり収入が激減。収入源が1つでは、何かあった時に子供を守れないと思い、最近ライター業を始めたところです(^^)
あなたにもコロナウイルスに関するこんな不安や悩みはありませんか。
✔️子供の学校も仕事も休みになり、収入は減っているのに支出は増えている
✔️毎月赤字状態で、少ない貯金を切り崩して生活している。いつまでもつか…
✔️子供の学費を払えない。受験にかかる大きい費用も今から心配
✔️就業先の業績が悪化。真っ先に解雇された
✔️収入が減った。なくなった
✔️コロナウイルスをどうにか乗り越えたとしても、この先この働き方のままでいいのか不安
✔️自分がコロナウイルスに感染したら…。働けなくなったら子供はどうなるのか…
そんなあなたに、この記事では『コロナウイルスにも負けない、これからの時代を生き抜く働き方』をお伝えします。
最後まで読んでみてくださいね。
あなたもコロナウイルスの影響を受けて苦しい思いをされているのではないでしょうか。
実際全国のシングルマザー世帯がコロナウイルスの感染拡大でどのような影響を受けていて、どのような支援を欲しているのか調査するため、ひとり親家庭の支援を行うNPO法人の『しんぐるまざあず・ふぉーらむ』が、全国の会員を対象にアンケート調査を実施し、206人から回答を得ました。(2020年4月13日暫定)
回答のあった206人のうち、91.7%(189人)の方が就労しており、そのうち正社員は31.7%(60人)にとどまり、58.2%(110人)がパート・アルバイト、派遣・契約・嘱託、個人事業など、非正規や不安定な就労状況にあるとのことでした。
やはりシングルマザーだと、子供が小さいうちは長時間働けなかったり、子供の体調不良で急遽仕事を休まざるを得なかったりと、正社員として働くには現実的に厳しい状況であることが伺えます。
54.4%(113人)が「収入は減る」「収入がなくなる」と回答されました。
厚生労働省の調査によると、シングルマザー家庭の労働平均年収は200万円。月に換算すると約13.2万円となります。
さらに、平均貯金額は50万円以下というシングルマザー家庭が最も多く、多くの家庭が毎月貯金に回す余裕もなく、ギリギリの生活を送っていることが伺えます。
そんな厳しい状況のなか、コロナウイルスの影響で就業先が倒産したり、業績が悪化してパートやアルバイトから解雇されたり、はたまた学校の休校で仕事を休まざるを得なかったりと、多くのシングルマザー家庭がさらに困窮した生活を余儀なくされているのが現状です。
コロナウイルスの発生以前から、『働き方改革』という言葉であったり、『AI(人工知能)の発達により消える職業』といったニュースを聞いたことのある方は多いかと思います。しかし、『働き方改革』と言われても、現場まで実感するほどの大きな変化は見えなかったり、『AI(人工知能)』と言われてもまだまだ先の未来のことのように感じて実感が湧かなかったりするのではないでしょうか。
しかし、今回のコロナウイルスの感染拡大により在宅ワークが浸透し、働き方は急速に変わってきています。
この変化の波に乗れないと、これからの時代を生き抜くことはできなくなるかもしれません。コロナウイルスを機に、あなたの働き方を見直してみましょう。
これはあなただけの問題ではありません。あなたのお子さんが大人になる頃にはさらに大きな変化が起きることが安易に想像できます。家族がみんな家にいる今の期間を利用して、将来のことについて話し合うのも良いかもしれませんね。
では、『コロナウイルスの感染拡大』『働き方改革』『AI(人工知能)の発達』この3つの波が重なる2020年以降、どんな仕事がなくなり、どんな仕事が伸びていくのでしょうか。
まずはアメリカで発表された、コロナウイルスの影響で消えていくと言われている仕事です。頭文字をとって『BEACH(ビーチ)』と言います。基本的には3密(密閉・密集・密接)を回避できない業種は生き残ることが難しいでしょう。
予約サイト、ポータルサイト、代理店業、旅行代理店、観光業界など。
テーマパーク、遊園地、レジャー施設、スポーツ観戦、ライブハウス、コンサート、映画館、美術館、演劇、イベント関連など、ひとつの場所に多くの人を集める業種、冠婚葬祭。
空港、航空会社、整備会社、関連機器など。県をまたいではいけない、海外にはいってはいけないので飛行機は飛ばせません。
クルーズ船、カジノ、パチンコ、競輪などのギャンブルなど。
ホテル、旅館、民宿、民泊など宿泊業全般。それに付随するレストランや温泉、お土産関連など。
BEACH以外にも消えていったり、業績が悪化するとされる業種はたくさんあると言われています。
・飲食店(レストラン、喫茶店、居酒屋、バー、ナイトクラブ、キャバクラ、風俗など)
・外国人を相手にしたもの(インバウンド観光、日本語学校、留学斡旋サービスなど)
・タクシー・バス、電車などの旅客運送業など
・人を一か所に集めて行うタイプの学習塾など(オンラインレッスンは伸びる)
・マッサージ、エステ、整体など
・ホテルなどの受付・案内係、レジ係、各種事務員、データ入力、検収員、駐車場管理など
・店舗型のアパレルなど(ネットショッピング・通販は伸びる)
・本屋、出版、新聞など(電子書籍は伸びる)
・給食調理、惣菜製造など
・コワーキングスペース、スポーツジムなど
・印鑑業(電子サインへ変わっていく)
今後なくなっていったり業績が悪化するとされる業種仕事は、ここには書ききれないくらいまだまだたくさんあると言われています。
では次に、今後伸びていくのはどんな業界なのでしょうか。基本的に「人と対面しない」「接触しない」「外出しない」が可能になる業種が伸びていくとされています。
パソコン、Webカメラ・マイク、ビデオ通話ツール・アプリ、プリンター、ネット回線、Wi-Fi機器、電子マネー、家庭用オフィスチェア・デスク、非接触で操作できるデバイス、VR機器・コンテンツ、プログラミングなど。
リモートワーク関連(ウェビナー)、リモートスタディ関連(習い事、家庭教師、セミナー講師)、リモートコミュニケーション関連(カウンセリング、サロン、飲み会)、リモート医療関連(オンライン診察)、ECサイト、クラウドソーシングなど。
YouTuber、動画編集者、ブロガー、セミナー講師、動画教育など。
テレビゲーム、スマホゲーム、アナログのボードゲームやカードゲームなど。
出前、冷凍食品、食材、水、日用品、インターネットショッピング全般など。
これから消えていく業種と伸びていく業種を先にお伝えしましたが、あなたの今の仕事はどうでしょうか。
もし今回のコロナウイルス感染拡大に伴って収入が減少していたり、仕事自体を失ってしまっているのならば、これを機に今後の生き方・働き方を見直してはいかがでしょうか。
その日の生活をするのがやっとなシングルマザーにとっては過酷なことかもしれませんが、今後の生活を大きく変える転機となるはずです。
もし今「レジ打ち」のパートを探していても、いずれは機械に職を奪われます。短期的ではなく、長期的な目線で考えてみましょう。
先にも働き方改革について少し触れましたが、実はこの働き方改革はシングルマザーの味方でもあります。
働き方改革の方針としては、①長時間労働の是正、②多様なワーク・ライフ・バランスの実現 ③正社員と非正規社員の不合理な待遇差の解消を掲げています。詳しくみてみましょう。
昔から『日本人は勤勉でよく働く』と、たくさん働くことを美徳とされてきましたが、これからの時代は変わっていきます。いかに無駄を減らし、効率よく短時間で質の高い仕事をするかということがよしとされます。
具体的な取り組みとしては、ノー残業DAYや、深夜残業の禁止、長時間労働の見直し、有給休暇取得の推進などがあります。
子供がいるとどうしても勤務時間が短くなってしまいがちですが、それによって肩身の狭い思いをすることも今後は減っていくでしょう。
働き方改革では『女性活躍の推進』や『子育てと仕事の両立をしやすい社会の実現』を目指しています。フレックスタイムや在宅ワークがさらに浸透すれば、子育てをしながら家で働くことも可能になってきます。
女性管理職の数を増やす取り組みもありますので、今後はもっと女性が働きやすい社会になっていくでしょう。
『待遇』とは、基本給、昇給、賞与といった賃金だけでなく、福利厚生、キャリア形成、能力開発など、あらゆる待遇を挿します。パートとは言え、正社員の人と変わらない仕事内容をしている人は多いのではないでしょうか。育児や介護などの理由で非正規社員として働く道を選ばざるを得なかった多くの女性、特にシングルマザーにとって非常にありがたい改革になります。
今回は『コロナウイルスにも負けない、これからの時代を生き抜く働き方』をお伝えしました。
簡潔にまとめると…
■シングルマザー家庭の平均年収は200万円。(月換算約13.2万円)平均貯金額は50万円以下
■コロナウイルスの影響で、「収入は減る」「収入がなくなる」と答えた人は54.4%(207人中113人)
■『コロナウイルスの感染拡大』『働き方改革』『AI(人工知能)の発達』で加速する働き方の変化
■2020年以降に消えていく仕事『BEACH』3密(密閉・密集・密接)する業界はNG
■アフターコロナに伸びていく仕事「人と対面しない」「接触しない」「外出しない」がキーワード
■『働き方改革』はシングルマザーの味方。子育てしながら働きやすい社会になる
でした。
最後までお読みいただきありがとうございます。
これからのことを考える・行動する上で重要なのは『シングルマザーだからできない』などと、自分にブロックをかけないことではないかと思います。
幸い、これから伸びていく業界というのは、同時に人手が不足することも予想されます。『在宅ワーク』と検索すると、初心者からでも始められる仕事がたくさんありますのでチャンスはたくさんあります。
収入源を2つ3つと確保することはとても重要な時代になっていきますので、これを機に、今後の生き方・働き方、そしてお子さんの将来について家族で話し合ってみてはいかがでしょうか。