離婚歴2ヶ月。子供が小学生になるタイミングで離婚。派遣社員で仕事をしながら、「子育てママが地域で集まれる場所を作る!」という夢に向かって前進中。モットーは「努力」と「笑顔」。
休校によって自宅で過ごしている子供が多い中、仕事を休めず、小学校の緊急受け入れや学童を利用せざるを得ないことに葛藤を感じながら日々過ごしています。シングルマザーの心の葛藤(体験談)とこれからの想い(乗り越え方)を共感しながら読んでいただけると幸いです。
私の職場はテレワークではありません。交代制で出勤と言うわけでもありません。正社員4名と私を含めた派遣社員3名の小規模企業です。
製造業という休みづらい業種であるため、緊急事態宣言が出ている今も通常通り営業をしています。
職場は、地下鉄で25分のところにあります。毎日マスクはしていますが、地下鉄は密室のため、コロナに感染しないかと恐怖や不安を感じながら通勤しています。
派遣元には「特別有給休暇」制度があるため、4月中旬に申請しました。しかし、今だ回答がありません。
申請の規定に「小学校や学童で利用自粛の内容が書いてあるメールやプリントを添付すること」という曖昧な表現があることも一因となり、条件に満たしているか判断をするのに時間がかかるとのことです。
私は、転職したばかりで有給がないため、なるべく休まないようにしています。もし、休んだ分の「特別有給休暇」の申請が通らなければ、欠勤扱いになり、生活が苦しくなるからです。
何度も職場にテレワークか交代勤務にしないのかと交渉してみましたが、受け入れてもらえず、職場が休みではない限り、派遣元としても保障はできないそうです。
子供や生活のことを考えると、休みたいのに休めないという葛藤が襲ってきました。
6歳の子供は、小学校の緊急受け入れが8時15分から14時30分まであり、その後18時まで学童保育に行っています。
小学校も学童保育も、緊急事態宣言が出てから日に日に利用者数は減ってきました。
特にゴールデンウイークの中盤(4月30日と5月1日)は、利用者数1ケタととても少なかったです。
加えて、小学校から「緊急受け入れはあくまでも緊急時に使用してください」とメールが送られてくるようになりました。
また、メールと同じ内容のプリントを貰って帰ってきたこともあります。
毎日のように預ける私は、校門の前で待っている先生に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
登校する子供の背中を見送りながら、何だか後ろめたい気持ちになるのです。
子供が何よりも大切なのに、生活のために仕事が休めないから預けなくてはいけないという心の葛藤が襲ってきます。
そして、仕事のこと、子供のこと、生活のこと、いろいろな心の葛藤を抱きながら、学童へお迎えに行きます。
今日も無事に健康で過ごせたと安堵しながら。
先日、学童の先生に「いつもすみません。我が家みたいなのがいるから、先生たちが休めないですよね」と話しかけたところ、「お母さん、忙しくて大変だね」と笑って答えてくださいました。
小学校からのメールやプリントで心が萎えていた私は、学童の先生の笑顔に何だか救われた気がしました。
学童の先生方のしっかりと職務を全うとしようとする姿に本当に心が打たれました。
また、子供が楽しそうに小学校や学童であったことを話してくれるので、私も落ち込んでばかりいられないなと思うのです。
小学校や学童の先生も、目の前にある仕事を一生懸命やってくださっています。
仕事が休めないのなら、せめて私も目の前にあることを一生懸命やろうと思いました。
また、子供と一緒にいる時間を大切にしようと思いました。
そうすると頑張った分だけ、明るい未来が待っている気がするんです。
以下に、私が今できることをまとめてみました。
・与えられた仕事に集中する
・子供と話をする時間を作る
・子供と一緒に料理をする
・規則正しい生活をする
・毎日検温して、健康管理をしっかりとする
・コロナが終わった時のお出掛けリストを作る
・コロナが終わった時の食べに行きたいお店リストを作る
・今のうちに家の大掃除をする
・毎日お風呂に浸かる
・適度な運動(ストレッチ・筋トレ)をする
・何事もポジティブに考える
書き出してみると、できることは意外とたくさんあります。
休校によって自宅で過ごしている子供が多い中、仕事が休めず、小学校の緊急受け入れや学童を利用せざるを得ないことに葛藤を感じながら日々過ごしているシングルマザーの方、同じ想いをしている人はたくさんいるはずです。
だから、目の前にあることを一生懸命やって、お互いにこの状況を乗り越えていけたらと思います。
第2波が懸念されていますが、コロナに負けずに、頑張りましょう!