婚歴3年のやんちゃで優しい?息子2人の母です。「全力疾走!時々おさぼり」が座右の銘
新型コロナウイルスに感染しない・させないために、マスクや消毒製品を購入したいと思っても、なかなか手に入らないのが現状です。マスクは簡単に手作りできる方法がネットやテレビなどで紹介され、手作りしている方も多いと思います。
一方、消毒グッズは手作りできるのでしょうか・・・。
できるんです!
ほとんどのおうちのキッチンにある「塩素系漂白剤」と「水」で、コロナウイルスの消毒に効果があるといわれる「次亜塩素酸ナトリウム液」を作ることができます!
次亜塩素酸ナトリウム液は、食品加工の分野で調理設備や器具を洗浄・消毒するために使われる食品添加物殺菌料です。
初めて耳にする方もいらっしゃるかもしれませんが、次亜塩素酸ナトリウム液は食品を扱う業種、医療機関や福祉施設では、コロナウイルスが流行りだす前からよく使用されています。
とくに寒い時期に流行する「ノロウイルス」の除菌に有効で、私が勤める職場でも10~3月は毎日2回、次亜塩素酸ナトリウム液で消毒をしています。
ノロウイルスに効果がある次亜塩素酸ナトリウム液は、新型コロナウイルスの消毒にも有効であるといわれており、厚生労働省でも使用が推奨されています。
厚生労働省ホームページ:https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000614437.pdf
次亜塩素酸ナトリウム液の作り方はとても簡単、そして材料費も格安です。
厚生労働省では、1リットルの消毒液の作り方が掲載されていますが、今回は一般的な家庭で使うのにちょうど良い1回分500mlの消毒液の分量の作り方をご紹介します。
・塩素系漂白剤(キッチンハイター・キッチンブリーチなど)
・500mlのペットボトル
・水
・ゴム手袋
・バケツ
まず作る前に、手荒れ防止のためにゴム手袋をしましょう。
①500mlのペットボトルいっぱいに水を入れる。
②ペットボトルのキャップ(ふた)いっぱいに、塩素系漂白剤を入れる。
③バケツに①と②を入れる。
④バケツのなかの水をかきまぜ、できあがり!
バケツのなかの次亜塩素酸ナトリウム液に浸して良く絞ったタオルや雑巾で、家じゅう消毒しましょう!
簡単に手軽に作ることができる次亜塩素酸ナトリウム液ですが、使うときに気を付けたい注意点がいくつかあります。
一気にたくさん作っておきたいところですが、塩素系漂白剤を使用したこの次亜塩素酸ナトリウム液は数時間経つと効果が半減してしまいます。
そのため、一度に使う量だけを作っておきましょう。
余った消毒液は、捨てましょう。
気温が低い日は、ゴム手袋をしていても冷たい水はさわりたくないですよね。
しかし、水ではなくお湯を使うと効果が半減してしまいます。必ず水を使って下さい。
ペットボトルに入れたままにしておくと、子供が間違って飲んでしまう危険性があります。
塩素系漂白剤を水で薄めることによって、あの独特な鼻にツーンとくるにおいが薄まっているので、気を付けましょう。
バケツに入れたままにしておくと、水と勘違いして手を入れて遊んでしまうことも・・・。なるべく子供の手の届かないところに置いてくださいね。
消毒したいけれど時間がないときは、霧状のスプレーを吹きかけても大丈夫です。しかし、アルコールほどの速乾性はないため、吹きかけた直後は濡れたままの状態になっています。
念のためスプレーで消毒をするときは、子供が寝ているときや子供の手の届かない高い箇所にしておくと安心ですね。
新型コロナウイルスが流行し始めた頃は、次亜塩素酸ナトリウム液は手指消毒にも有効であるといわれていました。
しかし、2020年4月10日時点の政府の見解として、「手指消毒の有効性は確認できていない」と発表がありました。器具などの消毒には有効ですが、手指消毒という点では手洗いが一番効果的なようです。
新型コロナウイルスは、わたしたちシングルマザーに対して経済的にも生活環境にも大きな影響を与えています。
「もし自分が感染したら、子供はどうなるの?」と心配はつきません。
しかし不安に備えた準備をしながら、今できることを少しずつ実践して、大切な家族を、そして自分をコロナから守りましょう!
私が職場や家で行っているコロナ対策が少しでもみなさんのお役に立てると嬉しいです!
日本全国のシングルマザーのみなさん!一緒に頑張りましょう♪