子供が1歳の時に離婚。現在は地元に戻り、実家近くのアパートで子供と2人で暮らしています。モットーは子供も自分も楽しく生きること!わがまま過ぎるヤンチャな息子が悩みでもあり、元気の源です。
我が家が、新型コロナウィルスの影響を初めに実感したのは2020年2月末頃でした。楽しみにしていた保育園の行事が、感染対策のために中止となったのです。
それ以降、全国的な休校や外出自粛要請が出され、ほとんどのイベントが中止や延期となっている状況です。私の住んでいる県では、いち早く4月7日に緊急事態宣言が出されました。息子は保育園に通わせていましたが、市からの登園自粛要請を受けて、5月6日まで保育園は自粛することにしています。なるべく人との接触を避け、自宅で子供と二人きりで過ごす…という日が増えました。
私たちの生活に大きな影響を及ぼしているコロナ自粛。この状況にストレスを抱えているのは、子供も同じだと考えています。自粛のいまだからこそ、子供としっかりと向き合いたいですね。
子供(5歳)の家遊びと言えば、おもちゃや粘土・カルタなどです。年齢的にも一つの遊びに長時間取り組むことは難しいらしく、すぐに飽きてしまうのが悩みです。自粛中に「家の中で何をして遊んだら良いのだろう?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
少し前にTwitterでは「お家いちご狩り」というのが話題になりました。「楽しそう!やってみたい!」と思う一方…コストを考えると、正直シングルマザーの私には難しいところです。しかし、お金を掛けなくても自粛生活を楽しめる方法は沢山あります!今回は、我が家で実践している遊びを紹介します。
自粛生活の中で、子供達は運動する機会・学びの機会が極端に減ってしまいました。お家に居ながら体や頭を使って遊んでみませんか?
TVのダンスを観ながら子供と一緒に踊ります!幼児向け番組のダンスでも、全力でやると大人のほうが疲れます。
自粛生活では体力の低下が心配です。程よい運動量で、健康的にリフレッシュ!一人で行うと地味なストレッチも、親子一緒なら遊びになります(笑)。
フローリングの床にマスキングテープでけんけんぱを作成!子供がすごく喜んでくれた遊びの一つです。マスキングテープだと、そのままにしていてもOKですし、片付けも楽に済むのがオススメポイントです。ミニカー用の道路を作ったり、迷路を作ったり、アイデア次第で、いつもの床が遊び場に変身します。
大きめの箱を1つ用意します。問題を出す人は、箱の中に身近にあるモノを1つだけ隠します。「中に入っているモノは何だ?」と言って、音が鳴るように箱を揺すりますが…。音だけで解らない場合は、「〇〇色」「いつもは〇〇に置いている」など、少しづつヒントを出しましょう。
宝探しと聞くだけで、子供がワクワク。うちでは簡易的に、子供の手の届く簡単な場所に隠した後に、ヒントを教えながら探してもらいます。おやつの時間に合わせて、お菓子を隠すと大喜びです。もっと本格的に地図を作ったり、暗号を解きながら…などでも楽しそうですね。
手先を動かし、何かに没頭することで、モヤモヤした気持ちをリフレッシュしましょう。
手形や足型をとった後に、ペンで顔を描き足して動物に見立てたり…子供の成長記録にもなるアートです。せっかくの機会だから、ママの分も並べてとってみましょう。筆で絵の具を塗りますが、そのくすぐったい感触に、子供が大喜びです。汚れた手を洗う時には、手の洗い方を改めて教えることができます。
家で簡単に作ることも出来る「小麦粉粘土の作り方」を紹介します。小さなお子様の場合は、色付けに食紅を使えば、口に入れても安全です。粘土遊びは、昔からある遊びの定番ですが、想像力や表現力などの知育効果も期待できます。
【材料】
・小麦粉 400g
・油 大さじ2
・塩 少々
・水 240~280ml
・食紅or絵の具(色を付ける場合に使用します)
※小麦アレルギーの場合は、小麦粉の代わりに米粉・上新粉などで代用できます。
※分量はあくまで目安です。固い場合は水を、柔らかすぎる場合は粉を足して、混ぜながら調整してください。
【作り方】
①大きめのボールに小麦粉と塩を入れて混ぜます。
②1に少しずつ水を加えながら混ぜます。耳たぶぐらいのやわらかさが目安です。
(全量の水を加えるのではなく、少しずつ様子を見ながら加えていくのがコツです。)
③色を付ける場合は、お好みの食紅or絵の具を少し加えます。
③サラダ油を入れ、粘土の硬さになるまで混ぜれば完成。
100円ショップなどで安く手に入れることができます。絵が苦手なママでもOK!子供が好きなキャラクターの上に透明なプラ板を重ねて、上からなぞれば、上手くキャラクターを描くことができます。オーブンで焼くとクシャクシャっと縮むので、小さくなる姿を見るのも楽しいです。
お散歩がてら、家の近所へ小石を探しに行きましょう!家に持ち帰り、洗ったら、アクリル絵の具を使って自由にペイントします。(アクリル絵の具は洗濯で落ちにくいので注意が必要です。汚れても良い服を一着用意しておくことをオススメします。)
段ボールは無料で手に入れることができます。軽くて、丈夫で、扱いやすい!子供のおもちゃ作りにピッタリな材料です。子供が前から欲しがっていた「段ボールガチャガチャ」を作ってみたところ、想像以上に簡単にできました。子供にとっては回すことが楽しいらしく、これで今後、店先でねだられることが減ったら良いな…と期待しています。段ボールで作れるおもちゃは他にも沢山あります。段ボールハウス・段ボールキッチン・段ボールすべり台など、是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
毎日、家の中でばかり過ごすのは、飽きてしまいますね。飽きの原因は、変化がないからでしょう。親子でできる、日常とは少し違った楽しみ方を紹介します。
夕飯の支度中に子供が「お弁当箱に詰めて」と言ったことがキッカケでした。いつものご飯をお弁当箱に詰めるだけ!せっかくだから、レジャーシートの代わりにブランケットを敷いて食べましょう。
親子並んでDVDを鑑賞することは、良くあることだと思います。たまには、ポップコーンとジュースを用意して、映画館気分を高めましょう!
1歳位の頃によくやっていた遊びですが、5際になったいまでも楽しいようです。部屋が散らかるのは覚悟で行います。要らなくなった紙をとにかくビリビリ!グチャグチャ!用意するものは紙だけです。(要らなくなったカタログ・説明書・お便りなど…家の中を探してみてください。整理整頓もできて一隻二鳥!?です。)
親子一緒にクッキング、お掃除、お洗濯!まだ小さい子供でも、一緒に野菜を洗ったり、ぞうきん掛けをしたりとできることは色々あります。余計に時間が掛かってしまうのですが…子供にとっては良い学習と思って、コロナ自粛をキッカケに一緒に行なうことが増えました。エプロンと三角巾を装着して、お手伝い気分を上げましょう。
自粛中とはいえ、たまには思いっきり外の空気を吸いたいですよね。そんな時は、おやつを持ってドライブに出かけます。「3密」を避けた場所に車を停めて、車の中でおやつタイム!
終わりの見えない新型コロナウィルス…。この自粛期間はいったいいつまで続くのだろう?早く日常に戻りたい!誰もが思っていることでしょう。その気持ちは、子供も同じです。そのためにも、いまできることは自粛なんだと思います。これを機会に、いつもとは少し違う親子遊びを試してみるのはいかがでしょうか?色々な遊びを取り入れて、親子共にストレスを溜め込まないようにしましょう。そして、手洗い・うがいをしっかりと!コロナに負けるな!!