美容や健康に関することが大好きな20代シングルマザー。シングルマザー歴は5年。目標であるマイホーム購入・シングルマザー支援のための企業設立へ向け、フルタイムの仕事と副業を両立させることに励んでいる。たくましいだけではなく自立したシングルマザーになるために日々奮闘中!
シングルマザーにとって、生活の基盤となる「仕事」はとても重要なものです。「お給料が良くてもお休みがない」とか「お休みはたくさんあるけど、お給料が低い」となると、シングルマザーとして生計を立てることは難しくなってしまいます。そのため、職選びは慎重にしなくてはいけません。
今回は、転職を考えているシングルマザーの方にぜひ参考にしてほしい「いい会社の特徴」について紹介していきます。
求人情報をパッと見ただけでは、「この会社はいい会社だな」と判断することは難しいと思っていませんか?確かに実際に働いてみないと分からないですが、次のような基準を満たしていると、シングルマザーにとってもいい会社だと言えます。
シングルマザーは、1人で子育ても仕事も両立させなくてはいけません。今では、社員の子育てと仕事の両立を支援している会社も増えていますので、ぜひ、その中から企業選びをするようにしましょう。
社員の子育てと仕事の両立を支援していることをアピールする「くるみんマーク」は知っていますか?「くるみんマーク」とは、厚生労働省から社員の子育てサポートをしていると認められた企業のみに与えられるマークです。
求人票に「くるみんマーク」が掲載している企業であれば、安心して子育てと仕事の両立をすることができるでしょう。
また、その他にも扶養手当の支給がある企業や、託児所併設の企業、ベビーシッター利用割引券が提供される企業が存在します。
「仕事をするんだから、子供は多少犠牲になっても仕方がない」という時代は終わりつつありますので、ぜひ、子育てと仕事の両立をサポートしている企業で働くことをおすすめします。
2019年4月に施行された働き方改革により、10日以上有給休暇が付与された方は、年内に5日は有給休暇を使用するよう定められました。
しかし、実際のところ「人員数が足りない」などの理由で、未だに5日の有給休暇取得が困難な企業も少なくはありません。
このような背景から、いい会社である特徴の一つに「有給休暇取得率が高い」ことも含まれるでしょう。
シングルマザーだと子供のイベント、急な体調不良にも1人で対応しなくてはいけませんから、有給休暇が取得しづらい会社での就労は厳しいですよね。
有給休暇は非正規雇用であれ、正規雇用であれ、就業して半年後には付与されるものであることを理解した上で、有給休暇取得率が高い企業を選ぶことをおすすめします。
仕事をしていると、人間関係や仕事量など、様々なことで悩みがちです。
しかし、社員へのサポートが行き届いている会社であれば、どれだけ辛いことがあっても、「この会社で頑張って働こう!」と思えますよね。
社員の離職率が低いというのもいい会社の特徴の一つと言えるでしょう。
特に、女性の離職率に注目してみましょう。女性の離職率が低いということは、仕事をしながら育児もできるということを意味しています。
離職率は、ネットで検索することもできますが、ネットで情報を入手できなかった場合は、求人票が頻繁に出ていないかをチェックすることをおすすめします。求人票の欄に「欠員補充」と書かれている場合、もしくは頻繁に求人票が出ている場合は、離職者が多いということ示しています。
いい会社で働くことができれば、シングルマザーであっても、経済的に苦しむこともなければ、時間に縛られることもなく生活することが可能です。
シングルマザーが転職活動をする際には、できるだけ時間をかけないようにすることが大切です。転職活動は、お金もかかりますし、何よりも、安定した生活を送ることができません。
では、短期間の転職活動でいい会社を選ぶための方法について説明してきます。
女性の転職をサポートしてくれる転職エージェントの活用もおすすめです。女性の転職に特化した転職エージェント会社は少ないものの、大手転職エージェント会社もありますので、持ち前のネットワークを活かし、幅広い職種・条件をもとにあなたにふさわしい仕事を探してくれます。
気になるのが料金についてですが、基本的に無料で利用することができます。求職者は登録をするだけで、料金は無料で利用できるため、いつでも手軽に利用することができます。
「ハローワークではいい企業を見つけることができない」「求人情報誌では条件を絞ることができず不便」と感じている方は、ぜひ1度転職エージェントを活用してみてください。
今では、ハローワークからの情報のみならず、ネットや経済雑誌など様々なツールで企業情報を知ることができます。
できるだけ早く転職活動を終えるためにも、様々なツールを駆使し企業情報をリサーチするようにしましょう。
本当今の世の中はとても便利なもので、ネットで検索していると、実際にその会社に勤めていた方の口コミなどを見つけることができ、リアルな情報を入手することができます。
有給休暇取得率や、だいたいの年収など、シングルマザーが最も知りたいであろう情報も知ることができますので、志望している企業の情報は必ずリサーチをし、できるだけ多くの情報を入手することが大切です。
厚生労働省認定マークには「くるみんマーク」のみならず、「ホワイトマーク」「ユースエール認定マーク」「えるぼし認定マーク」などいくつかあることを知っている方は少ないのではないでしょうか。
「うちの会社はとても働きやすいですよ!」と自負されても「本当にそうなの?」と疑ってしまいそうですが、厚生労働省から認定された企業のみに与えられた認定マークを持っている企業は国が認めた働きやすい企業と判断していいです。
厚生労働省認定マークを基準に選ぶと、いい会社を探すことができますので、ぜひ、今後求人票をチェックする際には、厚生労働省認定マークがあるか探してみてください。
特に、「くるみんマーク」「えるぼし認定マーク」を受けている企業であれば、なおのこと女性にとって働きやすい企業だと判断していいです。
いい会社へ転職するためには、思いつきで転職活動を始めるのではなく、きちんと準備しておくことが大切です。
いい会社へ転職するためにも、次のようなことに気をつけましょう。
転職活動をする際、最も大切なことは、自己分析をしっかりしておくということです。
自己分析ができていないと、「どんな職種が自分に合っているのか」「その仕事に対して、自分のどんなところが強みとなるのか」ということを見出すことができなくなってしまいます。
そうなると、面接で自分の強みをアピールすることもできなくなりますし、何より入社しても続かないなんてことになりかねません。
仕事をするからには、1つの職場で長く働きたいですよね。自分に合った会社を選ぶためにも、1日でも早く内定をもらうためにも、自己分析をしっかりすることからはじめてみましょう。
一家の大黒柱でもあるシングルマザーにとって、お金はとても大切です。転職活動には最低でも3ヶ月かかると言われていますので、生活に支障をきたさない程度に貯蓄をしておきましょう。
できれば今の職場を退職してから転職活動を始めるというのはやめたほうがいいです。失業保険をあてにしている方もいるかもしれませんが、申請してすぐに受給できるというわけではないため、家計が苦しくなってしまうリスクが高くなります。
最低でも3ヶ月分くらいの生活費は、貯蓄しておく必要があります。
「お金がないからとりあえずこの会社でいいや」なんて妥協してしまったら、あなたが求めるいい会社に入社することは難しくなりますので、焦って転職活動をしないためにも、ある程度の貯蓄はしておいたほうがいいでしょう。
一見、「正規雇用のほうが安定しているから、シングルマザーにとっては正規雇用のほうがいい」と思われがちですが、ライフスタイルによっては、非正規雇用のほうが望ましい場合もあるかと思います。
あなたの家族にとって、正規雇用と非正規雇用、どちらがライフスタイルに合っているかを確認しておくことをおすすめします。
たとえば、近くに身寄りがないシングルマザーの場合、収入は良くても、正規雇用でフルタイムの仕事をしていると、子供の突発的な用事に対応できないという場合もあるでしょう。非正規雇用でしたら、労働時間が短かったり、週5日以下のの勤務だったりするため、柔軟に対応することができますよね。
私は、転職し、正規雇用で働いていますが、年収の関係で児童手当が支給されない上に、医療費も免除されないため、母子家庭であっても、共働き家庭と同じ条件で生活せざるを得ません。転職前は、児童手当も受給されていましたし、医療費も免除されていたため「正直辛いなぁ」と思いますが、私の場合安定を選んだ結果がこれですので、仕方がないなと現状を受け止めています。
転職活動でいい会社に入るためにも、そして末永く勤めるためにも、1度ご自身のライフスタイルがどうありたいのかを確認してみるといいでしょう。
人口減少により、雇用主よりも働き手のほうが会社を選べる世の中になりつつあると言われています。妥協せずとも、自分の求める条件に当てはまる仕事をすることができる時代になったからこそ、会社選びは慎重にしていきましょう。
働き手のほうが有利になったこともあり、福利厚生が充実している企業も増えていますし、多様化するライフスタイルに合わせ、勤務時間など柔軟な対応をしている企業も増えています。
「いい会社」と言われる企業は増えていますので、ぜひ、この記事を参考に、あなたに合った「いい会社」選びをしてみてくださいね。