美容や健康に関することが大好きな20代シングルマザー。シングルマザー歴は5年。目標であるマイホーム購入・シングルマザー支援のための企業設立へ向け、フルタイムの仕事と副業を両立させることに励んでいる。たくましいだけではなく自立したシングルマザーになるために日々奮闘中!
「子供を養うためにも安定した仕事を探したい」「できるだけ子供と長くいられる仕事を探したい」と思うシングルマザーの方は多いのではないでしょうか。
子供には苦労をかけないためにも、できるだけ安定した生活を送らせてあげたいですよね。
そのためには、やはり経済力と安定した仕事は不可欠です。
そこで、今回は、シングルマザーだからこそ持つ強みを活かしつつ、自己PRするための方法についてまとめてみました。仕事を探す時のポイントについても紹介しますので、お仕事をお探し中のシングルマザーの方必見です!
シングルマザーというだけで採用してもらえないのではないかという不安を持つシングルマザーは多いかと思います。
私には、シングルマザーであるという理由で採用してもらえなかった経験があるのですが、確かに当時は仕事探しに対し、卑屈な気持ちを持っていました。
しかし、「どうせシングルマザーだから採用してもらえるわけがない…」と思っている人を採用したいと思う人はいないのではないかと思い、心機一転!シングルマザーとしての強みを自己PRに活かすことにしました。
私の経験を基に、シングルマザーとしての強みを自己PRで活かすためのノウハウについて紹介します。
履歴書の自己PR欄に記入する時や、面接時に「自己PRをお願いします」と言われた時、「正直何をアピールすればいいのか分からない」というシングルマザーの方もいるのではないでしょうか。
ぜひ、シングルマザーならではの強みを活かし、自己PRを考えてみましょう。
自己PRで使えるシングルマザーの強みについて紹介します。
シングルマザーとして生活していると、子供のこと、お金のこと、仕事のこと、たくさんの悩みに押しつぶされそうになる時があります。
「この状況から逃げ出したい…」そう思っても、親は自分1人しかいないし、相談できる旦那もいないという状況である以上、自分で乗り越えるしかないですよね。
その時は、ただただ「辛い」と感じるだけですが、たくさんの壁を乗り越えるたび、何事にも屈しない精神力を手に入れているというは、まさにシングルマザーの強み。
ぜひ、自己PRとして活用していきましょう。
私は、普段、人事担当として働いていますが、会社側も人材確保に時間と費用を要していることもあり、すぐに辞めてしまいそうな人は必要としていません。どれだけ資格を持っていても、過去の経歴が素晴らしくても、落とされる人は落とされます。
辛いことからも逃げ出さない精神的が強い人を求めているのです。
精神的に強いことは必ず強みになりますので、ぜひ積極的にアピールしていくことをおすすめします。
離婚した当時は、「これからどうなるのかな…」「いつもパパがしてくれてたけど、これからは私1人でしなきゃいけない…」と、あたふたしていたとしても、日々子供と過ごすごとに自立できるようになっていませんか?
誰かに頼らなくも何でもできるというのは、シングルマザーの最大の強み。自立心が強いということを、自己PRに活かしていきましょう。
ただし、「私はシングルマザーなので自立しています」と言ったところで、抽象的すぎるあまり、何を根拠に自立していると言っているのか、聞き手には理解してもらえません。
「私は、離婚して経済力をつけるためにも、◯◯という資格を◯ヶ月かけて取得しました。今回貴社へ応募した動機も、キャリアアップのためです。」と具体的に伝えると、自立心が強い女性だということを伝えることができます。
離婚という大きな決断をしたくらいですから、シングルマザーの皆さんは、きっと決断力があるはずです。
決断力があるというのは、仕事でも大いに活かされますので、自己PRの時には「決断力がある」ということを伝えてみましょう。
仕事をしていると、上司からの判断を待っているタイプと、自分で決断し行動できるタイプとに分かれます。もちろん、会社側は、自分で決断し行動できるタイプを望んでいます。
決断力があることを活かし、どのように会社に貢献したいと思っているのかなど、具体的にアピールすることができれば、シングルマザーとしての強みでもある「決断力」を活かすことができますよ。
自己PRは、あなたの魅力を会社側に知ってもらうためにはとても重要です。せっかくシングルマザーとしての強みを見つけたとしても、上手く自己PR文にまとめることができなかったら、聞き手には伝わりません。
そこで、シングルマザーならではの強みを自己PRで最大限に活かすための方法について紹介します。
会社側は、仕事に活かせる即戦力を求めています。
シングルマザーならではの強みを自己PRに活用する際は、「どんな時に決断力があると感じたのか」「なぜ、精神的に強いと言えるのか」など、実体験を交えながら話すようにしましょう。
そうするだけで、必ず説得力が増しますし、あなたが会社で働いたらどのように頑張ってくれるのか、聞き手がイメージしやすくなります。
面接をしていると、履歴書の自己PR文に「自分の長所は◯◯なところです」と書いていたため、「なぜ、そう思うのですか?根拠を教えてください。」と尋ねると、答えられない人がいます。
ここで答えられないと、何一つ自己PRにはなりませんよね。
聞き手への印象を残すためにも、ぜひ、強みと言える根拠を見つけておくことをおすすめします。
例えば、「私の強みは、明るく前向きなところです。」と、笑顔もなく、自信なさげに言う人がいるとしますよね。
自信なさげな表情を見て、「明るく前向きなところが強みなのか」と思いますか?「本当にそうなのかな」と思わず疑ってしまいますよね。
表情一つで、聞き手の受け方は変わってきます。
シングルマザーとしての強みを自己PRとして最大限に活かすためには、自信を持って話すことが1番です。面接の際には、自信を持って話すように心がけましょう。
緊張してしまうという方は、何度も何度も自分の強み・アピールポイントを思い返すのです。そうすることで、表情も明るくなり、自信を持って話すことができるようになります。
自信がない人よりも、自信がある人のほうが、聞き手に対し、第一印象で好印象を残すことができますよ。
安定した収入を得るためには、転職は繰り返さない方が賢明です。
転職活動をしたことがある方ならご存知かと思いますが、転職活動はかなり費用を要します。
できるだけムダな支出を抑えるためにも、短期間で仕事を探したほうがいいでしょう。
では、できるだけ長く勤めることができる会社であるかどうかを判断するためには、どのようなことに注意したらいいのでしょうか。シングルマザーが仕事を探す時のポイントについて紹介します。
支給形態には、「月給制」「歩合制」「出来高制」「日給月給制」などの様々な形態があります。
仕事を探す際には、必ず給料の支給形態についてチェックしておきましょう。
ちなみに、「月給制」だと毎月安定した収入を得ることができますが、「日給月給制」となると、働いた日数分しかお給料は支給されません。似ているワードでもこのような差があるため、慎重にチェックすることが大切です。
2019年4月に施行された「働き方改革関連法」により、年に10日以上有給休暇を付与された場合、5日の有休取得が義務化されました。
しかし、中小企業の中には、人員不足により、対応が間に合っていない企業もあります。
仕事を探す際には、志望する会社の有休取得率をチェックするようにしましょう。
有給休暇を取得しづらい会社で働くとなると、シングルマザーとして仕事と家庭の両立をすることが難しくなってしまいます。
また、併せて産休・育休取得率も確認しておくといいです。
有休取得率も産休・育休取得率も高い会社であれば、子育てと仕事を両立させるためのサポートが充実している会社であると判断することができますよ。
1人で子育てをしないといけないのにも関わらず、帰宅時間が遅くなってしまうと、体力的に限界がきてしまいます。
確かに、経済力は大切なのですが、最も大切なのは、健康な身体でいることです。シングルマザー家庭にとっての大黒柱である母親が倒れては、生活ができなくなってしまいますので、無理のない範囲で働くことができるのかについても、確認しておきましょう。
通常の勤務時間にプラスして、平均どの程度残業時間があるのか知ることができれば、目安とすることができますよね。
健康な身体で働くためだけではなく、子供との大切な時間が減ってしまわないためにも、ぜひ、残業の有無や平均残業時間数についても調べておくことをおすすめします。
シングルマザーにとって、難しいと思われがちな仕事探しですが、実は、視点を少し変えるだけで、シングルマザーがネックではなくなります。
ましてやご時世、雇い主側が人を選ぶのではなく、働き手が会社を選ぶ時代とも言われており、仕事を探すことはそう難しくはない時代にはなっているのです。
自己PRに説得力が増せば、あなたの魅力はもっともっと会社側に伝わりやすくなります。
ぜひ、シングルマザーだからこそ得た強みを活かして、充実した自己PRにしてくださいね。