離婚歴3年のやんちゃで優しい?息子2人の母です。「全力疾走!時々おさぼり」が座右の銘
「国家資格を取得する」と聞くと、「いまからでもできるのか」、「育児、勉強の両立が大変」、「勉強期間の生活費はどうなるの」など不安なことも多いですよね。安心してください。国家資格を目指すシングルマザーにとって、こころ強い制度があります。それは、児童扶養手当を受給している方で、要件を満たせば支援を受けることができる「高等職業訓練促進給付金」です。この制度を申請することで、学校に通学することが必要な場合の生活費や、学費の負担が大幅に軽減されます。
高等職業訓練促進給付金制度は、ひとり親が各自治体で指定されたいる国家資格を取得するために、1年以上養成機関などで修業する場合に、その期間の生活費の負担を軽減するための制度です。
支給額は、住民税非課税世帯と住民税課税世帯で異なります。
住民税非課税世帯は、月額10万円、住民税課税世帯は月額7万500円です。ただし、修業最後の12月は支給額が増額となり、住民税非課税世帯は、月額14万円、住民税課税世帯は11万500円です。この支給額で生活費をと授業料をすべてまかなうのは大変かもしれませんが、母子世帯にとってはうれしい高額の支援ですよね。この金額で生活が厳しい場合は、仕事をしながら養成機関に通うことも可能です。
また、高等職業訓練促進給付金を申請したからといって、児童扶養手当の受給ができなくなることはありません。
どちらも受給することができるため経済的にも大きな負担なく、国家資格を取得することができます。
シングルマザーが国家資格を取得する理由は、安定した収入を得るためという方が多いですよね。シングルマザーは、ひとりで子育てすることを決心した強い女性です。守るべき子供がいることによって、さらに強さを増します!
挑戦に年齢は関係ありません!私は、40歳で大学に編入し国家資格を目指しているシングルマザーのひとりです。高等職業訓練促進給付金を申請して国家資格を取得しようと考えたとき、どんな資格が良いのかいろいろ調べました。
私が実際に調べて、シングルマザーのみなさんにオススメする国家資格4つをご紹介します!
看護師や准看護師は、なんといっても高収入で求人が多い資格です。半日働き、半日通学するといった養成機関も多く、働きながら学ぶことができるため、経済的な不安も軽減できます。もちろん、働かずに1日学校に通うことも可能です。1日通学するパターンであれば、修業年数は短くなるため、短期間での資格取得が可能です。
勉強と育児を両立するためには、自分にあったライフスタイルで勉強できる環境が整った養成機関を選ぶことをオススメします。
看護師や准看護師の資格取得後は、病院、クリニック、施設、保健所、訪問看護事業所など働き方の選択肢が多く、子供が小さいうちは、子供との時間を大切にし、子供がある程度大きくなれば夜勤を行うママも多いですよ。
介護福祉士は、とても需要が多く安定した収入を得ることができる資格です。仕事内容は、高齢者の方や障害を持っている方の身体介護や日常生活に必要な介護です。実務経験のない方は養成機関に2年通うことで国家試験の受験資格を得ることができ、高齢者施設以外にも、病院でケアワーカーとして働くことができます。
日本はますます高齢化がすすみ、将来的には「超高齢社会」になるといわれています。介護福祉士の活躍の場は多くなるでしょう。
児童・障害を持った方・高齢者に対して福祉面からサポートをするお仕事です。あまり馴染みがないかもしれません。具体的な仕事内容は、相談援助や支援を利用する際のお手伝い、障害年金や福祉手帳などの申請手続きなどです。4年制大学卒業していることや、受験資格に必要に福祉学の科目を取得していることなど要件はたくさんありますが、通信制の大学で受験資格を得ることができます。
就職先は、保健所、病院、施設などさまざまです。
社会福祉士は、児童、障害を持った方、高齢者など幅広い分野で活躍することができます。精神保健福祉士は、精神に障害を持った方への専門的な援助など、メンタルヘルスの分野で活躍の場が広がっています。
育児経験を活かすことができる保育士は、今後もさらに需要が拡大されていきます。保育士として働く場所は、保育園での勤務はもちろんですが、最近よくみられるのは、一般の民間企業です。現在、日本では出産後も働く女性が増えたことにより、待機児童が多いことが問題視されています。大手企業では、自社で保育士を雇い、子供を預けて働くことができる環境作りに力を入れており、保育士の活躍の場は広がっています。
保育士の受験資格は、大学や短大を卒業していれば、保育に特化した科目を取得していなくても受験することが可能です。ただ、何も知識がないまま受けて受かるような簡単な試験ではありません。養成機関に2年間通い、勉強してから受験することをオススメします。
シングルマザーが安定した収入を得るためには、自分のスキルを上げることがとても大切です。学校に通うことがハードルと感じる方もいらっしゃると思いますが、これからの人生まだまだ長いです!子供と楽しく生活を送るための準備と考えれば、2~4年の学生生活も楽しめますよ。
実際に私も、現在通信学部に通う大学生です。大学に通うことで、20代や50代と知り合うことができ、世代に関係なく仲良くさせてもらっています。勉強と育児、家事、仕事の両立は大変ですが、そんな姿も子供は見てくれています!「もう一度、学生生活を楽しむ」くらいの気持ちで大丈夫です。高等職業訓練促進給付金制度を利用できる今だからこそ、自分と子供のためにチャレンジしてみませんか♪