離婚歴3年のやんちゃで優しい?息子2人の母です。「全力疾走!時々おさぼり」が座右の銘
私が目をギラギラさせて調べてみた結果、「新養育費算定表」は、これからシングルマザーになる方とその子供のことを考えたありがたい改定でした!
将来的に離婚を考えている、または現在協議中、調停中という方はこの新しい算定表をもとに、養育費の取り決めをおこなうのがオススメです。
裁判所のホームページにはすでに新算定表が掲載されているので、参考にしてくださいね。
私が離婚したのは約2年前。調停離婚で離婚が成立しました。
当時、お金に余裕がないことや、「私、やればできるはず!」と楽観的に考えていたことから弁護士さんをつけませんでした。
そのため、養育費や調停について知識が全くないなか、子供の将来を思って養育費について調べて見つけた資料が「養育費算定表」です。実際に、調停でもこの養育費算定表を基準として話し合いが進められましたが、算定表の金額を見たときに、「えっ!少ない…」と思ったのが正直な感想でした。
そんな思いを抱えたままの私は、養育費算定表が改定されるというニュースに釘付けになったのです!
そして、現在すでに離婚が成立しているシングルマザーの子供にも新基準が適用されるのかと淡い期待を込めて調べました。
調べた結果は、「…。残念」
すでに離婚が成立している場合は、成立時の金額のままで、基準が変わったからといって、適用されるわけではないとのことでした。
ただ、今回の算定表の改定とは関係ないのですが、子供を養育している親が離婚成立時とは明らかに経済状況が異なる場合、養育費の変更の申し立てができます。これは、養育費を支払う側にも適用されるので、お互いの経済状況に大きな変化ある場合は、増額・減額の可能性があります。
算定表が新しくなるまでの「旧算定表」は、2003年に改定されたものです。今回の新算定表発表から考えると約16年もの間、改定が行われていなかったことに驚きました。
では、どれだけ増額になるのか?ここ、大事ですよね。
養育費算定表は、子供の年齢や人数、父親、母親の年収などを勘案して金額が決められています。算定表は「〇万円~△万円」と幅があるため、そこは両者の戦いが繰り広げられます!実際は、その間をとる場合が多いようです。
私も、せめぎ合いの結果、間をとることになりました!間をとる可能性が高いことを頭に入れたうえで、増額についてみていきましょう。
旧算定表と新算定表を比べると、平均で約1.5倍増額されています。この増額幅は、ありがたいですよね!
子供の貧困が社会問題となっていることに加え、中学生や高校生になると携帯電話が必要であったり、学費が高くなっていること、ひとり親の子供の学力低下などが今回の見直しの背景にあるようです。
ん~、確かにわがやの息子にかかるお金はかなり多額です。
携帯代、学費、おこづかい、洋服代など…。そして塾代なんかもかかります。新養育費算定表の基準額は、現在の日常生活に即した金額になったといえるのではないでしょうか。
養育費算定表の増額、とってもありがたいのですが、養育費を払わなくなってしまうお父さんが、日本にはとても多くいます。お父さんも、きっと事情があって払えないのかもしれません。
私と子供のお父さんは、離婚したら「他人」です。でも、子供にとっては「お父さん」であることに変わりはありません!
「お父さんお願いします!」(私の心の叫びです!)
兵庫県明石市は、養育費の不払いに積極的に取り組んでいる自治体として有名です。
・不払いの父親の名前を公表する
・市が養育費を立て替える
シングルマザーにとってはありがたい制度ですが、立場が変わると意見はいろいろあります。
少しずつでも、養育費の不払いについて各自治体が動いてくれることを願っています♪
養育費をめぐる調停員さんからのひとこと!「LINEや電話ではありがとう!心では…」
私の離婚調停を担当してくださった調停員さんのひとことをご紹介します。
離婚調停中、元旦那にイラついていました!養育費を少しでも少なくしようと必死だから。
私も少しでも多くもらいたいとお互い必死。
「父親だから、養育費払って当たり前や」と心で叫んでいる私の心を見透かしたように、調停員さんからこう言われました。
「養育費をもらったら感謝の気持ちを前面に出して、LINEや電話でありがとう!って伝えてくださいね。心では、当たり前やん!と思ってもいいから」
これが、養育費を継続してもらうコツのひとつだそうです。
笑ってしまいました。
養育費算定表の改定、幼児教育無償化、私立高校の授業無償化、大学の無償化などひとり親世帯だけの支援制度ではないものもありますが、シングルマザーにとってありがたい制度が開始されています。
所得制限などはありますが、少しずつ子育てがしやすい環境になりつつあるのかなと思っています。
シングルマザー生活を充実させるためにも「支援を受けながら、自分にあった働き方を見つける」をモットーに、日々一緒に楽しみましょう♪