離婚歴3年のやんちゃで優しい?息子2人の母です。「全力疾走!時々おさぼり」が座右の銘
離婚は夫婦の問題です。しかし、お互いの状況や子供のことを考えると、離婚のタイミングはとても難しいと思います。離婚を決意し、すぐに離婚へ向けて動き出す方もいれば、子供や現在の生活状況を考え、しばらく時間がほしいと思う方もいます。離婚のタイミングを間違えると、離婚後の生活が大変になることもあります。「離婚は結婚よりも数十倍のエネルギーが必要」といわれる理由がこのタイミングにも関係するのではないかと、アラフォーシングルマザーは考えます!
離婚の話が夫婦間で出たとき、きっと一番に考えるのは子供のことではないでしょうか?子供の心理的な影響や今後の生活のことなど、心配になることも多いですよね。
私は長男が中学3年生の時に離婚をしました。これって、他の方から見ると最悪なタイミングだなと思われるかもしれません。大事な高校受験を控えているときに、親が離婚するという環境を作ってしまい、長男の精神的な部分をとても心配したことを覚えています。
次男は思春期真っただ中、長男も次男も、多感な時期を迎えての離婚でした。
調停で離婚を進めていたのですが、その調停員の方からも面会交流の話し合いの際は、「息子さんの大事な時期なので、息子さんの気持ちを優先させましょう」といわれたことを思い出します。
子供が就学前だからといって、子供の気持ちを考えなくても良いというわけではありません。保育園などに通っていれば、お友達やママ友の関係性もできているため、子供の様子をみてタイミングを決める必要がある場合もあります。しかし、苗字が変わることへの抵抗や周囲の目というのは、年齢が大きくなればなるほど気にするのではないかと思います。苗字が変わることに抵抗がある場合は、保育園入園前がおすすめです。近い将来に離婚が成立するため、あらかじめ旧姓で保育園で呼んでもらいたいという希望を聞いてくれる保育園もあります。
また、離婚前の生活状況にもよりますが、お父さんが大好きな子であれば、まだ幼いこともあり、お父さんと一緒に生活をしないという環境の変化に戸惑いを隠せない時期でもあるかもしれません。
小学生低学年であれば就学前と同様にお父さんを恋しく思い、精神的にも不安定になることがあるかもしれません。小学校に入学すると、少しずつ自分の世界や、お友達との交流も増え、「離婚」ということがどういうことなのか、理解ができてきます。
小学校高学年~中学生になれば、離婚がどういうことか、大体分かってきます。
思春期を迎える頃は、子供自身の意見も持っており、「学校の友達に離婚を知られたくない」、「苗字が変わるのは嫌だ」という気持ちをはっきりいうこともあります。また、精神的にも不安定な時期であるため、ある程度、気持ちを尊重してあげることも必要となってきます。
表面的な心の乱れをみせることは少ないと思います。「大人のような子供」であるため、真っ当な意見をいうことも。子供の性格にもよりますが、自立している子供も多いため、冷静に状況を判断することもあります。一方、この時期は多額の教育費がかかるようになります。経済的な心配をする子供もいるでしょう。
私は、どんな時に離婚をしてもそのタイミングにおいて「メリット」も「デメリット」もあると思います。
私の場合は、離婚は次男が小学生低学年の頃から考えていました。母には相談をしていました。母からは、せめて次男が小学校を卒業するまでは我慢ができないのかといわれていたこともあり、我慢をしてきました。しかし、次男の小学校卒業までもうわずかであること、父が他界したことによりタイミングは今だ!と思い、離婚にむけて話し合いを始めました。
長男の受験が終わるまでは待つという選択が私にはできませんでした。長男に迷惑をかけてしまったと反省しています。でも、長男は気にしてなかったようです。「勉強!勉強!」といわれないだけ良かったと!と本人は言っています。それが本心なのかどうかは分かりませんが…。
タイミングの決めた方はいろいろあります。優先順位を何にするかで変わります。子供、仕事、自分の精神的な部分、親のことなど。タイミングを考える時間の余裕がある場合は、支援のことや離婚後の生活を見据えて、子供とママが笑顔で毎日を送れるような準備をしてからでも良いのかもしれません♪
離婚はかなり体力や精神力が必要です。離婚をして人生の再スタートするためにも、離婚前に離婚後の生活のイメージを持つことが大切ですね!