離婚歴3年のやんちゃで優しい?息子2人の母です。「全力疾走!時々おさぼり」が座右の銘
反抗期は中学生から高校生にかけてやってきます!この反抗期に真っ向勝負をしては、毎日ぐったり。特にシングルマザーは、父親と母親をひとりで担っているため、こころの疲労もかなり蓄積されます。そんな私も一時期、息子の反抗期にひとりで立ち向かっていました。最初は、どう接して良いのか分からず、真っ向から勝負をしたことも。中学生の次男も反抗期に突入。しかし、一度経験している私は余裕です!反抗期男子の「取扱説明書」をご紹介します。
彼らにおとずれる反抗期は、順調に成長している証拠。
性格が影響しているのではなく、ホルモンが影響しています。
子供や自分を責める必要はありません。
きっと、反抗期である子供たちは、何が原因かわからないモヤモヤのなかを手探りで過ごしているのでしょう。
かなり汚い言葉を使います。しかも、こころに突き刺さるような暴言を吐きます。まさに言葉の暴力。
例)ばばぁ、黙れ、消えろ、うざっ
最初は、親として注意をするでしょう。注意をすると、さらに倍になって暴言の嵐が始まります。
どうしても、許せない言葉は注意するようにし、それ以外は聞き流しましょう。
初めていわれたときは、泣きたくなるかもしれません。
しかし、この言葉、本心で言っているわけではないのです。こころとからだの成長のバランスがとれず、頭で考える前に口から発している可能性があります。
友達と過ごす時間が多くなります。もしくは、自室でひとりで過ごす時間が多くなります。
家族よりも友達。家族よりも自分。
一緒に出掛けようと誘っても、なかなか誘いにはのりません。
彼らが母親と一緒に外出するときは…
・お小遣いがもらえる可能性が高いとき=おばあちゃんの家
・おいしいものが食べられるとき=友達と行くには価格が高くていけないお店
・本当は行きたくない=学校の三者面談
やたらとご機嫌なときがあります。そんなときは、何か良いことがあったときでしょう。
めずらしいことに一方的に話しかけてくることもあります。楽しかったことを聞いてほしいときです。ニコニコしている表情をみると、こちらもニコニコ。小さいときのかわいい姿を思い出します。そして、母は癒されます。
しかし、母が調子にのって、過剰なスキンシップをすると一気に機嫌は悪くなります。
さじ加減がとても重要。気をつけましょう。
彼らはスマホが大好きです。スマホを見て笑ったり、夜遅くまで友達とSNSをしています。
テレビよりもYouTube、音楽もスマホ。
そして、スマホの操作は天下一品。すばらしい技を発揮します。
機嫌が良いときに、分からない操作を教えてくれます。
男子も女子も、鏡の前で過ごす時間が長くなります。忙しい朝に鏡争奪戦が始まります。
整髪料や洗顔料、女子はもちろん、いまどき男子は化粧水や乳液を使います。日焼け止めも…。
スポーツ男子は、汗のにおいにも敏感。制汗剤も必需品です。
お風呂場でカラオケをしているのか歌声が聞こえることもあります。
時として、母VS息子の戦いが勃発します。しかし、お互いに手をあげることはありません。
(手をあげることが続いたら、暴力になります。学校などに相談しましょう)
しかし、かなり鋭い目つきでにらむことがあります。気にしないようにしましょう。
時にはにらみ返して、母の強さをみせつけることもありますが、子供のにらんでいる顔を冷静に見ると笑えます。
このにらみ、子供が最大限に親に抵抗を示しているのです。こころの中で「はい、はい」と笑いましょう。
実際に笑ったら、さらにキレるので要注意。
通う高校によって違いますが、基本的にアルバイト禁止という高校が多いようです。
当然のようにおこづかいを要求してきます。
友達とご飯を食べにいく、洋服を買いに行く、カラオケに行く、ボウリングに行く、映画に行くなど交友関係で多くの費用が発生します。
シングルマザーにとって、悩みどころ。交友関係ももちろん大切にしてほしい。でも、お金に余裕はない。そんなときは、正直に伝えましょう。そして、お金のやりくりを実践させるチャンスです。このチャンスを最大限に生かしましょう!
反抗期の取扱いをまとめてみました。中学生、高校生がすべてこのような態度をとるわけではありません。子供ひとりひとり、反抗期の時期や程度も異なります。反抗期の子供の態度には、母親も人間なので、怒りや悲しみの感情も湧き出ることがあります。
そんな時は息抜きをして、自分の時間を楽しんでください。高校生であれば、母親が息抜きのために外出しても大丈夫!
また、反抗期を迎える前に「反抗期はこんなもの、成長に必要なこと」と知ることで、こころにゆとりを持って接することができます。反抗期の暴言や冷たい態度は、案外その場だけのものが多いのです。
また、必要以上に干渉することだけは、やめましょう。
また、シングルマザーであっても、そうでなくても反抗期に悩む家庭はたくさんあります。シングルマザーだからこうなったんだと自分を責めないでください。日頃から頑張っている母親のことを、子供たちは見てくれています。
シングルマザーであるからこそ、その頑張りは子供の目にはとまりやすいと思います。
反抗期を一緒にのりきった親子は、その後の関係性もきっと良いはずと思いながら、現在は反抗期終盤の長男と、真っただ中の次男とにぎやかな生活を送っています。
ときに暴言を吐く息子も、本当はこころやさしく、私をさりげなく助けてくれます。私の悩みをきいてアドバイスをくれることも。段々と大人になっていることを感じています。うれしいような、さみしいような複雑な気持ちです。
そして忘れてはいけないこと。それはお互いを信じて、大切にすること。子供を影ながら応援することだと思います。
シングルマザーになることを決意した母は強い!そう自分に言い聞かせて乗り切っていきます!