離婚歴3年のやんちゃで優しい?息子2人の母です。「全力疾走!時々おさぼり」が座右の銘
シングルマザーの大きな悩みのひとつ、それは経済的なこと。バリバリ働いて高収入を得ているシングルマザーもいれば、いろいろな事情によって働くことが難しいシングルマザーもいます。シングルマザーと一言でいっても、みんなそれぞれおかれている状況は異なります。「シングルマザー」のかたちはそれぞれ違いますが、お隣にいるようなごく普通のアラフォー、シングルマザーが実践している貯金の裏事情をこっそりと?大公開します♪
このタイトル!衝撃的ですか?それともうなづける結果でしょうか?
これは厚生労働省が発表した「平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果報告」の数値です。
この調査報告では、母子世帯の母の預貯金額は「50万円未満」が最も多くなっており、次いで多いのは「100~200万円未満」、10.6%。ちなみに憧れの「1,000万円以上」の割合は4.2%です。
厚生労働省ホームページよりhttps://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11920000-Kodomokateikyoku/0000188167.pdf
母子家庭世帯がどのような生活状況であるかを知る上では、とても興味深い調査報告です。ひとり親となった原因別に、調査報告がされており、預貯金額に関しては死別の場合は、「1,000万円以上」が25.5%と最も割合が多くなっています。
この結果を受けて、自分と比較する必要はないのかもしれませんが、「これくらいの水準まで頑張ってみよう」という参考になるのではないでしょうか。そして、目標とする水準にたどり着くためにはどうすればよいのか?考えた私の貯金方法は・・・。
シングルマザーは所得が低いために、貯金がなかなかできない。
確かにそうなんです。しかし、シングルマザーだからこそできる貯金方法があるんです!
それは「少額貯蓄非課税制度」、通称マル優です。これは、一定の条件を満たした人だけが対象となっている税制優遇制度で、その対象にはシングルマザーも含まれます。
一般的には貯金をすると利子がつきます。その利子は受け取る際に税金がかけられています。しかし、このマル優を利用することにより、その利子に課税される所得税(通常15%)、住民税(通常5%)が非課税となります。このマル優には限度額があり、その限度額は元本350万円までとなっています。
私は、離婚と同時にこのマル優を利用し、ゆうちょの「福祉定期」で貯金をしました。ゆうちょの福祉定期は、1年間の定期預金のようなものです。しかし、この福祉定期は、通常の定期預金の金利に年0.1%を上乗せした金利が適用されます。今は貯金をしてもほとんど利子がつかないといわれていますが、少しでも多くお金を貯めるためには、この制度を利用することをおススメします。
この福祉定期、自動継続の取り扱いがないため毎年更新の手続きに行く必要があります。また、福祉定期の利用限度額は300万円となっています。マル優の限度額は350万円。福祉定期でマル優の限度額のうち300万円を利用し、残り50万円はその他の口座で利用することになります。
私はまだ、限度額に達していませんが、達するように頑張ります♪
iDeCo(イデコ)という言葉を一度は耳にしたことがある方も多いと思います。
個人型確定拠出年金、通称iDeCo(イデコ)です。この制度は、老後資金を貯めるための資産形成方法のひとつです。
少し前に、「老後に2,000万円必要」というショッキングな報道に、世の中ざわざわしましたよね。夫婦で生活を送るためには、年金以外に2,000万円必要ということでしたが、シングルマザーはいったいどれくらい必要なのかなぁと思っていました。そんな老後の不安を少しでも解消するのがiDeCoです。
iDeCoは金融機関や証券会社で利用することができます。掛け金は月々5,000円から始めることができ、1,000円単位で自由に掛け金の設定ができます。その掛け金は、自分が選んだ定期預金や投資信託などの商品の購入に充てられ、資産運用をしていきます。iDeCoは節税対策と同時に老後資金形成ができることから、とても人気があります。
私も、その人気ぶりから申し込み用紙を取り寄せたのですが、実際には申し込みはしませんでした。私の経済状況ではメリットよりもデメリットの方が大きいと考えたからです。
では、メリットとデメリットをご紹介します。
・掛け金は全額、所得税や住民税の課税所得から差し引くことができる「所得控除」の対象となる。
・その年の所得税や翌年の住民税の負担が軽減される。
・住民税が軽減されることにより、保育料や児童扶養手当の金額に反映される。
・投資信託の運用益や定期預金の運用益、利息が非課税。
・原則60歳まで引き出すことができない。
・開設時に2,777円、運用期間中は毎月手数料がかかる。(手数料は金融機関により異なる)
一般的にはデメリットよりもメリットの方が大きいと言われていますが、私の場合、子供が高校生と中学生ということもあり、数年後には多額の教育資金が必要となります。老後にむけて貯蓄はもちろん必要なのですが、60歳まで引き出せないということが私にとっては大きなデメリットでした。そのため、残念ながら申し込みはしませんでした。
まだ、子供が小さくて住民税や所得税を納めているママさんには、メリットが大きいかもしれませんね。
iDeCoを諦めた私。しかし、少しでもお得に貯金をしたいと考えました。そんなとき、目に飛び込んできたのがこの「つみたてNISA(ニーサ)」です。投資信託、株など全く知識がない私ですが、シングルマザーだからこそ、普通に貯金をしているだけではお金は貯まらないと考えました。
つみたてNISAは、投資信託です。iDeCoのように自分で商品を選び、長期的に積立をしてながら分散投資をして資産形成をする後押しをするために制度化された税制優遇制度です。毎年40万円まで投資することができ、最長20年間、投資で得た利益が非課税となります。
もちろん、iDeCo同様、メリットとデメリットがあります。
・毎月1,000円から投資ができる。
・家計の負担が少ない。
・金融庁が安心と認定した投資商品がラインナップされている。
・購入手数料が無料
・運用益が非課税
・iDeCoのような所得控除がない。
・1年間40万円と限度枠が小さい。
・投資信託の商品が少ない。
私にとって、デメリットはありませんでした。
なぜなら、年間40万円も投資する余裕がないことや、投資信託の知識がないためたくさん商品があっても自分で選ぶことができないからです。金融庁のお墨付きということが心強いのですが、投資信託であるためリスクもつきものであることも理解しています。
それでも、申し込んだのはお金を増やしたい、いざという時に解約できるということが決め手となりましてた。現在は、わずかですが少しずつ運用益も増えています。
なかなか人には聞けないシングルマザーの貯金の裏事情。増やしたい!でも、今の収入で貯金するのは難しい。それならば、「自分も働き、お金にも働いてもらう」。そして、シングルマザーだからこそ利用できる制度の活用!
お金のことは、なかなか人には聞きにくいですが、いろいろ活用できそうな仕組みはあります。お金のプロはいろいろな貯金方法や資産形成の仕組みを知っているのかもしれません。でも、なんだか敷居が高い・・・。
私が離婚した時、「より身近で同じシングルマザーの貯金の裏事情を知りたい!」と思いました。そんな経験からも、ごくごく普通のシングルマザーが、子供の笑顔や自分の将来のために始めた貯金の裏事情を今回、ご紹介しました。私の方法が良い方法なのかは、全力迷走真っただ中の私には分かりませんが、少しでもそんな方法があるんだぁと参考になったなら嬉しいです!お金って大切ですね♪
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