3年前にモラハラ男と調停を経てようやく離婚。
高校生の娘たちの母親&父親役。
副業をしながら月の収入30万を目指すために日々勉強中。
毎日楽しく笑顔で過ごすのがモットーです。
私は子供が14歳、12歳の時に離婚しました。離婚して3年が経ちましたが再婚はしていません。離婚当初は「私が子供たちを立派に育てなくちゃ」「私が大黒柱にならなくては」と目の前の生活と子供たちのことで必死。毎日日々の不安をかき消すかのように、自分に言い聞かせていました。
しかし、シングルマザー生活に慣れてくると、離婚後の解放感(うちの元夫は粘着質のモラハラ男でした)に幸せを感じ、シングルマザーライフを満喫できるようになっていきました。
シングルマザーが恋愛したいと思う瞬間は、普通の女性と変わらないと思います。離婚当初は「男なんて!」と思うシングルマザーも多いですが、「結婚したいな」「恋愛したいな」「デートしたいな」という気持ちは心のどこかにはあるものです。
特にシングルマザーが恋愛したい!と思う瞬間は
1.仲の良い夫婦を見たとき
2.夜子供が寝静まって話し相手が欲しくなったとき
3.子供がある程度手を離れたとき
などがありますね。
シングルマザーは、公園や行楽施設に行く機会が多いでしょう。学校行事も頻繁にあります。そんな時に仲睦まじい家族を目の当りにする事や、幸せそうにはしゃいでる親子を見ることが多く、うらやましいな…と感じてしまうこともあると思います。自分もまたあんな風になりたいな、とか、きっと子供も、あんな家族だったらよかったのにって思っているかもしれない、そんなことを考えると、新しいお父さんが欲しいなって感じます。
朝から晩までフルパワーで働くシングルマザー。あっという間に過ぎてしまう毎日ですが、夜子供たちが寝静まったあと、ふっと急に寂しくなってしまいます。そんな時、日々の悩みや今日あった楽しかったことなどを、隣で聞いてもらいたくなります。
私のように、子供がある程度の年齢になってから離婚をすると子供にかかりっきりになる必要がなく、隙間時間が増えます。明日のお弁当や夕飯の準備、掃除・洗濯・片付けなど、時間をうまく使えば1~2時間くらいはほっとできる時間が作れます。私は少しでも稼ぎたいので、その時間で副業をしていますが、同じ境遇のママ友は婚活サイトで彼氏をゲットしています。「子供たちが家を出て自立したら私たち一人になるんだよ?寂しいじゃん」とその友人は言います。離婚したって子持ちだって一人の女性。恋愛してもいいのかな…という気持ちになりますね。
シングルマザーは、恋愛に対して不安やトラウマなどを抱えていることが多いです。中には過去は過去と割り切り何度も恋愛や結婚をする女性もいますが、それは少数派。シングルマザーの半数以上は、何かしら恋愛に対してためらいを感じていることでしょう。
特にシングルマザーが恋愛をためらうときは
1.子供のことを考えると恋愛に踏み出せない
2.周りの意見や批判が怖い
3.シングルマザーというだけで男性にプレッシャーをかけそう
4.また失敗するかも
などがありますね。
いくら恋愛したい!と思っていても、一番はじめに頭に思い浮かぶのは子供のことでしょう。ただでさえ寂しい思いをしている子供に、「ママを取られた!」と思わせたくないですし、自分だけが悠々と楽しんでいていいのかな?なんて罪悪感みたいなものも感じてしまいます。また、再婚することになったら子供の生活環境が大きく変わってしまいます。そんな環境ストレスを与えていいものか?などと考え始めてしまうと、やっぱり恋愛なんてしなくていいや!という気持ちになってしまいます。
離婚していると、何も事情を知らない周囲の人たちに「離婚したくせに彼氏?どうせまた失敗するんでしょ」とか「子供ほったらかしでデートとかありえない」とか「虐待されちゃうんじゃないのあの子供」など、心無い言葉を平気でぶつけてくる人間がいるのが実情です。
厚生労働省から発表されている平成29年(2017)『人口動態統計の年間推計』によると、婚姻件数は607,000件、離婚件数は212,000件だそうです。結婚したカップルの実に三分の一が離婚を選択しているという現在の日本。
そんな事実があるにも関わらず、未だにシングルマザーに対する風当たりは強いのが現状です。離婚した本人は、そういう意見は痛いほど自覚しているので、なかなか一歩を踏み出すことができません。
シングルマザーと付き合うということは、男性にとってはそれなりの覚悟が必要でしょう。いざ再婚となったらいきなりお父さんにならなくてはいけませんからね。また、シングルマザーは男性とゆっくり会う時間を多くとることが難しいです。会いたいときにも会えません。
その辺の事情を理解できる男性であれば、問題ないのでしょうが「いきなり子供への責任とかプレッシャーすぎて無理」という男性もいます。いくら男性が「俺に任せろ俺が守る」と言っても、一度離婚を経験しているシングルマザーは、「私なんかと再婚したばっかりに、男性に嫌な思いをさせたり、無理をさせてしまったら申し訳ない」と思い込み、別れてしまうことがあるのも事実です。
人間は成功経験よりも失敗経験を嫌がります。一度離婚を経験しているシングルマザーは、また失敗したらどうしようという気持ちがずっと付きまといます。
とはいえ、私はシングルマザーでも再婚していいという考えです。子供や男性側の覚悟などいろいろな問題はありますが、それでも結婚はいいなあと思います。私は医療現場で仕事をしているのですが、80歳になっても90歳になっても仲良く支えあっているご夫婦を見ると、「こんな関係っていいな、私もいつかこうなりたいな」って思います。
シングルマザーの恋愛事情やホンネについてご紹介しました。シングルマザーは、一度離婚を経験しているからこそ、新たな恋愛に慎重になってしまいます。本来なら、ママだって一人の人間、自分の人生を周りの目など気にせず楽しんでいいはずです。そのママの気持ちを、周囲の心無い人間が意見し、踏みにじる必要はありませんよね。シングルマザーも引け目を感じず、どんどん幸せになる行動をしていけたらいいですね。