全く会話のない旦那さんと3年前に離婚しました。金銭的な面では大変ですが、精神的な面では楽になりました。シングルマザーが働きやすい職業や、生活における手抜きのコツ、子育てに関する記事など積極的に書いていきます!
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厚生労働省が行った調査によると、シングルマザーの平均年収はおよそ243万円とうことがわかりました。これは、夫婦で生活している一般家庭における収入のおよそ半分です。もはや「シングルマザー=貧困層」というイメージもあるなか、なぜシングルマザーの収入がここまで低いのか考えていきましょう。
シングルマザーの年収が200万円程度の理由として、まずはその「働き方」に理由があります。以下は厚生労働省による「ひとり親家庭の現状と支援施策」から、シングルマザーの雇用形態を表したものです。
これを見ると分かるように、シングルマザーのおよそ半数はパートやアルバイトとして働いていることが分かります。パートといった働き方は、正社員と比べると時給が低く、昇給を受けることも少ないです。そして何しろボーナスが出ないのが一般的なので、どれだけ働いても年収は200万円程度になってしまうのです。
シングルマザーが収入の良い正社員として働けない理由としては、次のようなことがあります。
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・子供が幼いと病気等で頻繁に休む可能性があり、企業側が雇ってくれない
・保育園の時間があり、フルタイムで働くことが難しい
これらの理由は、以前から社会的に問題となってきました。しかし、シングルマザーをサポートする団体などの調査によると、シングルマザーが次のような考えを持っていることも原因だといわれています。
・子供が幼いうちはなるべく早く家に帰ってあげたい
・育児の合間に子育てをしたい
・長時間働くのは体力的にキツイ
こうした考えは当然であり、シングルマザーである私も大変共感できます。しかし、年収200万円では生活に余裕が生まれず、将来の不安も募るでしょう。
シングルマザーの平均年収は200万円程度ですが、実は「その金額でもなんとか生活はやっていける」という現実もあります。基本的に多くのシングルマザーは児童扶養手当をもらっており、それ以外にも子供の進学時に給付金などのサポートが受けられることが多いです。そのため、高い生活水準を望まない限り、年収200万円程度でも生活を送ることができるのです。
しかし、国からシングルマザーとして何かしらの援助が受けられるのは「子供が18歳になるまで」です。18歳になった子供は大人扱いされ、児童扶養手当などは一切なくなります。
一方で、現実には18歳を過ぎても子供と同居しているケースが多く、子供が学生の場合は、食費や学費などでさらに出費がかさむでしょう。しかも、子供が社会人になる頃には親の年齢も当然上がっており、働き方の選択肢は今よりも狭くなっている可能性があります。その時点でも年収が200万円だと、老後資金を貯められず、更に不安を感じることもあるかもしれません。
人生100年時代といわれている現在、シングルマザーも例外ではありません。国からの子育てサポートを受けられる期間はたったの18年であり、その後は自分の生活や老後について考える必要があります。そうなると、やはり年収は最低でも400万円はあったほうが良いのです。ここからは、どうやったらシングルマザーが年収400万円まで稼ぐことができるのか、事例を出して考えていきましょう。
パートやアルバイトで働いている人の場合、その職場で「正社員」として働かせてもらうのが理想です。正社員はパートと違い、拘束時間も長ければ責任もある難しい仕事です。そのため、「シングルマザーである自分が正社員なんて無理」と思うかもしれません。
しかし、あらかじめパートとして働いている人が正社員になる場合、シングルマザーという立場も考慮してもらえることも多いです。正社員だけれど拘束時間は短めにしてもらえたり、シフトの時間をなるべく朝にしてもらったりと、シングルマザーでも正社員として活躍している人はたくさんいます。
ただ、いきなり面談で「シングルマザーですが早めの時間に上がれる正社員にしてください」というのは難しいでしょう。はじめはパートとして働き、ある時期を目安にして正社員にしてもらう、といった交渉がおすすめです。子供がある程度手の掛からない年齢になったら、思い切ってパートからステップアップしてみるのも良いでしょう。
シングルマザーであっても、離婚したときから年収400万円以上稼いでいるワーキングマザーもいます。その多くが、もともと正社員として働いていたという立場ですが、なかでも「資格を生かして働いている」という人が多いのです。
例えば、「看護師」や「介護福祉士」といった資格のある人なら、昨今の人手不足の影響もあり、多少ブランクがあってもすぐに採用される可能性は高いです。資格の多くは通信教育などで取得できるものもあるので、スキマ時間を使って資格を取得するのもおすすめです。ただ、看護師といった国家資格を取得する場合は、学校に通う必要もあるでしょう。そのような場合は、厚生労働省が提供している「自立支援教育訓練給付金」などの制度を使えば、シングルマザーが資格を取るための支援金をもらうことができます。資格を取得してからの働き方は、時間と努力を要します。それでも、しっかりと勉強して資格を取ることにより、年収400万円を稼げる仕事の選択肢が広がることになるでしょう。
ネットビジネスがさかんな現在、パソコンを介した働き方で年収400万円を目指す方法もあります。例えば、私が生業としている「webライター」は、初心者でも取り組みやすい仕事として人気があります。webライターの仕事は、ソーシャルサイトなどに登録し、依頼される仕事の記事を書くというものです。普段からブログなどで文章を書いている人であれば、割と簡単に仕事を請け負うことができます。ただ、年収400万円を目指すのなら、ライターとしてのスキルは相当上げる必要があります。
この他にも、ブログを開設して広告収入を得る「アフィリエイト」や、スキルを学んだうえで「HP開設」や「webデザイン」といった仕事もあります。ただ、在宅ワークだけで年収400万円を目指すのは、正直なところ大変です。そのため、いきなり在宅ワークだけで起業するのではなく、パートのかたわら副業として在宅ワークをスタートするのがおすすめです。
自分1人で年収400万円を稼ぐのは大変ですが、夫というパートナーがいれば、その目標金額は簡単にクリアするかもしれません。ただし、次のような考えのある方は婚活条件を見直したほうがいいかもしれません。
・自分に変わって稼いでくれるパートナーが欲しい
・収入や容姿に対する条件が厳しい
・相手には子供がいない方が良い
離婚率の上がっている現在、男性側も子供がいたり、生活が苦しかったりする人は多いのです。子供がいる女性を受け入れてくれる男性は、子育てや仕事に自分と同じように協力してくれる女性を求めています。再婚をして年収400万円目指すのなら、これまでと同じように自分も最低200万円は稼ぐくらいの気持ちがあったほうがいいでしょう。
シングルマザーが安定した生活を送るには、なるべく年収は400万円ほどあったほうが安心です。いますぐ年収400万円を稼ぐことは難しいかもしれませんが、正社員になるべく資格を取ったり、在宅でもできる仕事を副業としてはじめたりと、徐々に準備しておくのが良いでしょう。収入400万円を目指すことは、現在の親子の生活を安定させるだけでなく、自分の将来の生活を安定させることにもつながります。
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