離婚歴10年・最近は反抗期の長男とまだまだ甘えん坊の次男に振り回される毎日です。
離婚当初、私は3歳と1歳の子供達を連れて実家に帰りました。実家は4LDKの持ち家で、父・母・弟が暮らしていました。私が学生時使っていた部屋はそのまま空部屋だったので、そこに3人で帰り、暮らし始めました。半年後、両親が父の転勤で夫婦で家を出ることになり、弟と子供達との4人暮らしになりました(途中、弟も転勤でいなくなり、兄とも一緒に暮らしたこともありましたが)。
離婚後の収入面はというと、私自身の収入は非課税世帯レベルだったのですが、両親に収入があったため、児童扶養手当(母子手当)は全額停止でした。両親が転勤で実家を離れて、初めて支給対象になりました。
家族で生活していて楽できるじゃない!とよく義両親と同居していた友人から言われましたが、実はそうでもありませんでした。やはり、家族といえど、色々と気を遣うんですよね。元々結婚していた頃は、家事は自分が全てやるのが当たり前。でも、実家に戻り子供達の他に大人が増えると、「どうして○○やってくれないんだろう!」「なんで自分のやりたいように出来ないんだろう?」と、怒りや悲しみで、いっぱいになってしまうこともしばしばありました。私はこの時期、家族だけどプライバシーは欲しいし、自分と子供達だけで気を抜ける場所が欲しいなとずっと思っていました。そこで、それなら長男の小学校入学のタイミングを目標に、貯金をしアパートを借りよう!と決意し、少しずつ準備をし始めました。
離婚当初はパートだったので、月8~10万円の収入の他に、児童手当が月2万円ありました。実家に居たので、家賃光熱費はかかりませんでしたが、とにかく無駄な出費を抑えて節約生活をしていました。途中、東日本大震災に見舞われ挫けそうになることもありましたが、子供達と3人で命があることに感謝し、生活していました。離婚してから約3年間、毎月少しずつ貯金に回しながらも収入を増やすために正社員になり、100万円貯まった時に物件探しを始めました。
物件を探す際に、条件として挙げたのは間取りと家賃。家賃は高すぎると払えないし、安すぎては設備が不十分(部屋数が少ない等)です。私は子供達と3人でしたので子供部屋が確保できる2LDKを基準に探しました。3DKでもよかったのですが、そうすると物件が古くなってくるので、TVモニターホンなどの防犯設備がない場合があり、子供達が留守番をしている時に不安があったので2LDKにしました。家賃は最大でも6万円までが限界でした。また、子供が2人いますので、近隣の住民の方に迷惑をかけないよう、1階の物件に限定しました。男の子2人は喧嘩も絶えないので1階にした選択肢は間違いなかったと今でも思っています。
私が物件検索を始めたのがちょうど2月からだったので、不動産屋の繁忙期でもあり、空きが出たところで、タイミングよく契約にこぎつけることができました。当時のアパートは、家賃5.6万円・町内会費400円・駐車場代1台無料という私の希望通りのアパートでした。
この時、契約した最初のアパートは、子供の成長に合わせて4年で退去し、現在は2軒目のアパートで生活しています。
簡単に引っ越し当時と現在の収入と家賃をまとめてみました。参考にしていただければ幸いです。
収入は他のシングルマザーの方に比べると、特別児童扶養手当がある分多く見えるかもしれません。また、収入が最初の引っ越しより減少しているのに家賃が増えているのは、子供の成長に合わせて住居を変えたからです。家賃負担は、以前のアパートより少しだけ大きいのですが、それぞれが思春期に入っていくにあたって、自分だけの部屋が欲しいと思うのではと考えた結果、メゾネットタイプの3LDKのアパートに住み替えました。3LDKと言っても、子供部屋は扉で区切れるだけなので一部屋が約4畳ほどになってしまうのですが、子供達は「自分だけの部屋がある!」という事実だけで、狭いことなど気にせず喜んでいます。長男は床に布団を敷いて、次男は元々二人で使っていた二段ベッドを私がロフトベッドに改装してあげたものを使っています。
子供の成長に合わせて住居を変えている私ですが、いつかは家を買いたい!と思っています。シングルマザーの私には、家を買うということは、収入と勤続年数がネックになってきます。ですが現在の住居に住み続けるのは、子供達の成長を見ていると、中学校卒業までが限界かなあと感じています。
次に住み替えるとしたら、平屋の3LDKくらいの広さが必要になってくると思います。その時は、家賃とローンを比較して、どちらがよりお得になるのか考えます。シングルマザーだからと、家を買う夢を諦めたくはないので、少しでも夢に近付けるように頑張りたいと思います。同じように頑張っていらっしゃるシングルマザーのみなさん、一緒に頑張っていきましょう!最後までご覧いただきありがとうございました!