3年前にモラハラ男と調停を経てようやく離婚。
高校生と中学生の娘たちの母親&父親役。
副業をしながら月の収入30万を目指すために日々勉強中。
毎日楽しく笑顔で過ごすのがモットーです。
シングルマザーの悩みにはどういったものがあるのでしょうか?
・離婚後本当に自分の力だけで子供を育てていけるのか?
・自分の生活に合った仕事で安定収入は得られるの?
・自分に万が一のことがあったら子供たちはどうなるの?
・収入源は1つで大丈夫なの?
・子供といる時間は減ってしまわないか?子供は幸せになれるのか?
・子供が友達に馬鹿にされたり、ぐれてしまったりしないか?
などなど挙げればキリが有りませんが、シングルマザーになると決めたのであれば、この悩みや不安と戦い続けなければなりません。幸せを掴むためにひとつひとつ焦らずに解決していきましょう。
私は大学卒業後地元の総合病院に就職が決まり、楽しく安定した生活を送っていました。24歳のときに元夫と出会い結婚、出産。幸せな日々を過ごし、悩みなどありませんでした。
しかし、育児と仕事を両立し始め、次女が生まれた頃元夫が本性を出し始めます。「おまえが育児をしろ」と完全に育児放棄。薄給だった元夫の給料だけで生活できるわけも無く、私は仕事・育児全てを背負いました。結婚しているのにシングルマザーのような生活でした。
元夫に逆らったり文句を言ったりすれば、1~2時間怒鳴り続けるのは日常茶飯事、子供たちも同じように怒鳴られる。友達とランチに行きたいといえば、「全て断れ、俺は子供の面倒は見ない」と不機嫌になり無視される。子供が小学校高学年になり、子供が元夫を少し避けるようになると「子供がこんなになったのは全部おまえの育児のせいだ」と言われ続けました。私はダメな人間なんだと悩み絶望しました。
モラハラ夫の特徴すべてに当てはまるような人でした。もっと早く離婚すれば良かったのでしょうが、当時は洗脳状態でそんなことにすら気付かず、毎日毎日元夫を怒らせないように、子供が怒られないようにと怯えて暮らしていました。
洗脳状態で元夫の思うがままになっていた私はすっかり痩せていました。そんな私の異変に気が付いたのは友人でした。たまたま会ったスーパーで、なんかおかしいよ?と言われ少しの間話をしました。後から知りましたが、友人もDV経験者だったのです。それから、こまめに連絡をくれるようになり、離婚したほうが良いとアドバイスをくれました。疎遠になっていた他の友人たちとも連絡を取ってくれました。私は半年かけて洗脳状態から抜け出すことができましたが、子供たちは無理でした。
子供たちは元夫に毎日怒鳴られて萎縮してしまい、人の目ばかり気にしていました。小さい頃からずっとそんな状態でしたので、自分のことを全く話さず笑顔もほとんどありませんでした。幸せな家族とは程遠かったですね。なんとかあの男から引き離さなければ!と決意し、覚悟を決めました。
・怯えて生活しなくて良くなったこと
・自分の時間を自分のために使えるようになったこと
・子供たちが自分の気持ちを表に出せるようになったこと
・毎日笑って過ごすことができるようになったこと
・幸せだなあって感じる心を子供も私も取り戻したこと
・金銭面全般に悩みが多い
・病気になったらどうしようと常に不安
・仕事の休みを取る機会が増え、職場に申し訳ない気持ちになること
・子供の部活や遠征の送迎
・子供と遊ぶ時間が減ったこと
子供が小さければもっと大変だったと思います。しかし、中学生と高校生で手がかからない分、私にとってはこの時期の離婚でよかったかな?とも思っています。しかし思春期で多感な時期なので子供との会話は常に大事にしています。
私は離婚前に不動産屋に相談しました。実家を頼りにできないことと、子供を転校させる気がなかったのでアパートを借りるつもりでした。アパートを探す人は、抽選になるそうですが市営住宅を探すのも良いと思います。普通にアパートを借りる場合は敷金、礼金、前家賃、仲介手数料、火災保険などで初期費用として家賃の4~5倍(家賃5万円なら25万前後)かかりました。
引越し費用も高いので、引越し先が近いのであれば友達や家族に助けてもらいながら自力で引っ越したほうが安くすみます。引越し業者は3~30万かかると言われていますので、利用しなければならないのであれば見積もりを取り、予めお金の準備をしておきましょう。シングルマザーになると決めた瞬間から貯金開始です!
今の仕事が安定している方は、無理に転職する必要はないと思います。離婚後しばらくは、役所関係の手続きで平日の日中に休みを取る必要がありますので有給を取れるか確認しておいたほうがよいと思います。シングルマザーになって一番の不安は、安定した収入があるかどうかです。日給月給やバイトでは休めばその日の給料はもらえません。出来れば正社員で働きたいところですよね。
安定した生活を送るためには仕事は必至です。月給制か?子供の休みと仕事の休みが合うか?就業時間と子供のタイムスケジュールは合うか?月の生活費はいくらかかり、どれくらいの収入が必要なのか?を考えていかないと、生活が厳しくなるのは目に見えていますので、離婚前にしっかり考えていた方が良いと思います。副業を考えている人は、離婚してある程度生活に慣れ、気持ちが落ち着いてからが良いと思います。
保険の受取人、契約者は離婚前に変更しましょう。私は離婚後にしたので元夫の判子をもらったり連絡を取らなくてはならず大変面倒でした。婚姻中であれば、相手の許可があれば、代理人として自分で変更手続きができますよ。
自分の保険金の受取人が配偶者(元夫)の場合、子供に変更しておきましょう。自分に万が一のことがあったときに元夫が保険金請求をしたら、保険金を受け取れるのは子供ではなく元夫です。自分に何かあったときに、確実に子供に保険金が渡るように、受取人は必ず子供に変更しましょう。また、今は就労不能保険(万が一働けなくなったら保険金が入る)、収入保証保険(自分が死んだあと残された子供たちに毎月給料のように一定額が振り込まれる)なども有りますので、万が一に備え保険の準備や資料請求だけでもしておくと良いでしょう。学資保険が夫名義であれば、自分に変更するのも忘れずに。
車を移動手段に使っている人は、保険の見直し、運転者の範囲の見直し、ロードサービスの有無などチェックしておきましょう。離婚後だと忘れたり後回しになってしまいがちですので、離婚前に考えておいて良いと思います。私は車両保険のロードサービスが充実していたので、JAFには加入しませんでした。運転者の範囲は、「本人・配偶者限定」から「限定なし」に変更しました。これで友人や知人でも運転できることになります。
また、古いミニバンに乗っており年間50万程度の維持費がかかっていました。軽自動車だと年間15万程度で済みますので離婚を機に思い切って軽自動車に買い換えました。シングルマザーになる前に、保険や維持費などは確認しておいたほうが良いですよ。
子供にとってはどんな男であってもお父さんです。いなくなれば悲しみますし、離婚のストレスは子供にもあります。中学生の娘は私の前で泣いた事はありませんが、担任の前では泣いたそうです。母の前で泣くと母を責めているように見えるだろうから、泣かないと言っていたそうです。寂しい思い、悲しい思いをさせてしまいますが、それでも別れてよかった、幸せだと思えるのは、それ以上に子供たちと笑顔で笑い合える時間があるからです。子供にとってはお母さんの笑顔が1番安心するそうなので、どんなに辛くても笑顔でいようと思っています。
本当に子供たちの笑顔は力になりますよね。シングルマザーのみなさんの家族が、毎日笑いの絶えない生活になるよう願います。