3年前にモラハラ男と調停を経てようやく離婚。n高校生と中学生の娘たちの母親&父親役。n副業をしながら月の収入30万を目指すために日々勉強中。n毎日楽しく笑顔で過ごすのがモットーです。
シングルマザーのあなたは現在の生活で満足していますか?私は満足しているところもありますが、改善したいところもたくさんあります。子供たちを希望する大学に行かせてあげたい、夢があるならそれに向かっていく姿を応援したい、そう思い子供の笑顔のために毎日頑張っています。しかし金銭面を考えると不安で不安で仕方なくなります。これからシングルマザーになる方やなったばかりの方は、他のシングルマザー達がどれくらいの収入でどんな生活水準なのか気になりますよね。うちは子供が中学生と高校生です。もし子供が小さい人でこの記事を読んでいるのでしたら、我が子が中高生になったらどれくらいかかるのか?と考えるときの参考資料になればいいなと思います。
私がシングルマザーになったのは3年前、長女が14歳、次女12歳の時でした。長男長女同士の結婚で、いずれは実家に戻って同居することも視野に入れていたので、家は建てずにお互いの職場に近いアパートを借りて生活していました。
元夫のモラハラが原因での離婚でしたので、離婚後の住所を知られたくなかった私はよそにアパートを借りました。「3ヶ月でアパート借りて引っ越すから、その間だけ!」と懇願し実家にお世話になりました。3ヶ月と決めることで、離婚後の手続きやアパート、引越しなど計画的にスムーズにできたのではないかと思います。実家から子供たちの学校は車で20分。毎日の送り迎えは少し大変でしたが、親の協力と子供たちも色々手伝ってくれたので頑張れたと思います。
シングルマザーになったときはクリニックで臨床検査技師の仕事をしていました。年収は350万くらいでした。同職の同期と比べれば少ないほうですが、定時で帰宅できることや休みを取りやすいことから転職は考えませんでした。現在も同じ職場です。当時は副業収入もありませんでした。
シングルマザーになってから、もう少しで3年が経ちます。生活費の内訳をご紹介します。当初は児童扶養手当が年間30万円ほどもらえていましたが現在は所得オーバーのため停止中です。また、市の医療費助成制度で医療費は外来は750円まで、入院は2500円までの自己負担で済んでいます。
毎月の給料は20万、養育費4万、副業1万で収入は25万です。
食費:40,000
日用品:5,000
ガソリン代:8,000
光熱費:16,000
部活動費:10,000
車ローン:15,000
家賃:53,000
通信費:23,000
保険:25.000
小遣い:8,000
学校集金:16,000
高校授業料:8,000
積立NISA:5,000
貯金:10,000
毎月の支出は合計242,000円です。163,000円は固定費ですので、食費、日用品、ガソリン代、光熱費、部活動費で毎月の支出額が変動している状態です。うちはど田舎で雪国なので自家用車がないと生活ができません。光熱費はガス7,000円、電気5,000円、水道4,000円。冬季は灯油代も加算されます。食費は米消費量が多いのと惣菜やお弁当が多いためかなり値段が高くなってしまっています。小遣いは長女5,000円、次女3,000円です。先取り貯金は15000円で、臨時収入や医療費助成で還付されたお金は貯金しています。
子供たちが入部した部は強豪で娘自身も県選抜などに選出されたことで、遠征費やジャージ代などを含めかかった部活動費は年間20万を超えました。選抜の全国大会に行くだけで15万。正直とてもきつかったです。親の応援はもちろん自費ですので、残念ながら私は応援に行けませんでした。去年大怪我をし2回入院手術をしましたので、大きな出費が立て続きました。
今現在長女は強豪校に進学したので部活動費は今まで以上にかかっています。海外遠征もあるので、一回の集金で10万円ということもあります。クレジットカードではなく現金で支払わなくてはならないので、余計に厳しいです。ですが、娘がやりたいことで将来にもつながることなので、応援したいと思っています。
もしあなたの子供が小学生以下で将来何か習い事やスポーツをさせたいと考えているのであれば、貯金するのは子供が小さい時です。家にお金が無いからという理由で、子供がやりたいことをやれないのは親として悲しいですが、それ以上に子供が悲しみます。もし使う機会がなかったなら、大学資金にそのまま回しても良いです。いずれにせよ、お金は無いよりあったほうがいいです。
満足していること
・子供たちとゆっくりご飯を食べられること
・仕事が定時で終わるので自宅で副業ができること
・ガソリン代が軽自動車に乗り換えたことで安くなったこと
・3年間で楽天ポイントを10万円分貯めることができたこと
・子供たちと笑顔で過ごせること
改善したいこと
・食費がかかりすぎている
・光熱費をもう少し下げたい
・副業で月5万以上稼げるようにしたい
・貯金を安定してできるようにしたい
部活で食トレが有り、毎日3食分のメニューを顧問が確認できる食事管理アプリに入力しています。その為コンビニやスーパーでお惣菜を買ってしまうこともしばしば。余計なものを買ってしまうので食費がかかっています。外食は月に1度だけしていますが、工夫が必要そうです。
安定した生活を送るために工夫している事は、シングルマザーになる前も後もあまり変わりありません。衝動買いを避け、本当に必要な物しか買わないようにしています。
化粧品はプチプラコスメをネットで買っています。試供品やアフィリエイトのセルフバックなどでゲットすることも有ります。美容院は子供たちは2ヶ月に1度2,000円、私は美容師に相談し縮毛矯正を半年に1回かけています。1回8,000円なので年間16,000円(1,300円/月)です。服はほとんど買いませんが、どうしても欲しいときはメルカリの売上金で買っています。もしくは楽天ポイントがたまったら買う、と決めています。
子供たちは洋服など自分が欲しい物はお年玉や小遣いで購入しています。そのとき工夫していることは私がクレジットで購入し、子供たちは現金で私に返金するということです。そうすることで、クレジットのポイントは貯まるし、現金も私の手元に入るので、それを部活の臨時現金支出用に貯金にしています。
維持費がかかっていたミニバンを燃費の良い軽自動車に買い換えました。ローンの支払いを含めてもトータルで考えれば年間10万以上安くなりました。
シングルマザーになってから意識しだしたのは、カードのポイントをしっかり貯めることです。現金で支払えばお店のポイントしか付きませんが、クレジットカードを利用すれば店のポイントとクレジットカードのポイントW取り。私は、生活費のほぼ全てをクレジットカードで支払っていますので、1ヶ月のポイントは3000ポイント程度になります。光熱費の支払いもクレジット払いにしています。なるべく現金支出を減らしています。
シングルマザーは常にお金の不安があり、将来より目先のことに注意がいってしまいがちです。しかし、部活動費の項目でも述べましたが、中学・高校に進学すると支出額が倍増します。急な出費があるたび生活基盤の脆弱さを実感します。そのたびに気を引き締めて節約頑張らないと!という気持ちになりますが、気持ちだけではどうにもならないこともあります。
この先大学進学の話が出てきたら教育ローンや奨学金なども考えなくてはいけません。市の母子家庭の制度も見直してみようと思います。まだまだ工夫は必要で、改善の余地はたくさんありますが、少しでも生活が安定するように、苦しい節約ではなく楽しい節約を心がけていきたいです。この記事が少しでも参考になれば幸いです。